レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/08/29
- 登録日時
- 2020/08/31 00:30
- 更新日時
- 2020/08/31 00:30
- 管理番号
- M19083112108027
- 質問
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「鳴く」と「啼く」はどう使い分けをするのか知りたい。
- 回答
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自館の8類の棚を確認した。
資料1・2では「啼」の記述がなく、資料3~5では2字を同列に扱っている。
資料6は「啼」について「鳴」とほぼ同じ意味とし、<何らかの思い入れを込めて”動物の声”を表現したい場合>に使い<情感が深まる効果>としている。
資料7では啼鳥・啼泣を例に意味の説明があり、文学で好まれるとある。
資料8では<「啼く」は鳥が声を張りあげて鳴く場合になら用いてよい>としており、資料9でもそれぞれの主語を「鳴」は動物、「啼」は鳥で説明している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 音声.音韻.文字 (811 9版)
- 参考資料
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資料1 大隈秀夫編著『同音同訓漢字用例辞典』 ぎょうせい,1992,475p. 参照はp.233.
資料2 森田良行『基礎日本語辞典』 角川書店,1989,1291p. 参照はp.848-850.
資料3 阿辻哲次ほか編『何でもわかる漢字の知識百科』 三省堂,2002,783p. 参照はp.369.
資料4 講談社編『正しい漢字表記と用例辞典』 講談社,1988,781p. 参照はp.462.
資料5 読売新聞校閲部編『間違えやすい漢字使い分けハンドブック』 PHP研究所,1997,231p. 参照はp.170.
資料6 円満字二郎『漢字の使い分けときあかし辞典』 研究社,2016,605p. 参照はp.384-386.
資料7 北原保雄・鳥飼浩二編『同音語同訓語使い分け辞典』 東京堂出版,1995,434p. 参照はp.299
資料8 浅田秀子『例解同訓異字用法辞典』 東京堂出版,2003,504p. 参照はp.354-355.
資料9 武部良明『漢字用法辞典』 角川書店,1995,438p. 参照はp.299.
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資料1 大隈秀夫編著『同音同訓漢字用例辞典』 ぎょうせい,1992,475p. 参照はp.233.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2019083112184408027
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000286372