レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/09/13
- 登録日時
- 2022/10/21 00:30
- 更新日時
- 2022/10/21 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-220203
- 質問
-
解決
国内と海外の日本語学習者(外国語として日本語を学ぶ人/習得した人)の人数,状況を知りたい。グラフや図などでわかりやすく,中高生向けであればなおよい。
- 回答
-
以下のホームページに最新の調査結果がありましたのでご案内しました。
(1)日本国内の日本語学習者について
文化庁のホームページに「令和元年度国内の日本語教育の概要」が掲載されています。令和元年11月1日現在の調査結果をPDFで閲覧できます。
(https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/nihongokyoiku_jittai/r01/ 最終アクセス日:2022/9/24)
pp.7-8「4 日本語学習者数について」の項に調査結果の概要が記載されており,pp.13-19に詳細の表やグラフが掲載されています。
p.13「日本語学習者数の推移」の表によると,令和元年度の日本語学習者数は,「277,857人」となっています。
p.19「日本語学習者数(国・地域別)(上位20か国・地域)」には概要として以下の記述があります。
「日本語学習者の国・地域別の内訳としては,中国が最多の91,547人(32.9%)であり,次いで,ベトナムの62,117人(22.4%),ネパール人の14,246人(5.1%)が多い。ペルーは前年の約1.4倍,インド及びモンゴルは約1.2倍増加している。」
(2)海外の日本語学習者について
国際交流基金のホームページに「海外日本語教育機関調査」の概要が掲載されています。この調査は3年おきに実施されており,最新の2018年度の調査結果をPDFで閲覧できます。
(https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/result/ 最終アクセス日:2022/9/24)
「第1章 調査の結果概要」の項には,以下の記述があり,グラフも掲載されています。
pp.9-11「1.全体概況」の項
「2018年度調査において海外で日本語教育の実施を確認できたのは142か国・地域であり,2015年度調査の137か国・地域から5か国の増加となっている。(中略)海外における日本語教育機関数(以下,機関数)は18,661機関(前回比15.3%増),日本語教師数(以下,教師数)は77,323人(前回比20.6%増)となり,いずれも過去最多を更新している。日本語学習者数(以下,学習者数)は3,851,774 人(前回比5.4% 増)となり,調査開始以来初めての減少となっていた前回調査から約20万人増加している。(後略)」
pp.12-19「2.地域概況」の項
「(前略)学習者については上位4か国までの順位は変わらず,中国が1,004,625人,続いてインドネシアの709,479人,韓国の531,511人,オーストラリアの405,175人となっている。次いで5位には前回比で6.4%増加したタイ(184,962人),6位には前回から約11 万人の大幅増加があったベトナム(174,521人)が位置している。学習者が2割以上減少した台湾(170,159人),僅かながら減少した米国(166,905人)は前回よりも順位を下げてそれぞれ7位,8位となっている。」
また,pp.27-75「第2章 地域別の日本語教育状況」では,東アジア,東南アジア,南アジア,大洋州,北米,中米,南米,西欧,東欧,中東,北アフリカ,アフリカの地域別に,日本語教育の状況や,各国・地域の動向が記載されており,人数が分かる表も掲載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本語 (810 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 日本語教育
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000322861