レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年03月16日
- 登録日時
- 2022/03/16 11:59
- 更新日時
- 2022/05/20 09:40
- 管理番号
- 3553
- 質問
-
解決
簡体字・繁体字・日本の漢字の対照表が載っている本はありますか。
- 回答
-
1.以下の資料に簡体字・繁体字・日本の漢字を対照させた一覧が掲載されていました。
・『早わかり中国簡体字』(遠藤 紹徳/著 国書刊行会 1986年)821.2
漢字のなりたち・歴史・字体の変化・文字の簡略化・日本の漢字との比較など解説。
巻末に簡体字・繁体字・日本の漢字の対照表を掲載する。
・付表一 「中国の略字と日本の常用漢字の対照表」
簡化字(略字=簡体字)、元の漢字(繁体字)、日本の常用漢字を対照させた表。
簡体字から日本の漢字をさがすためのもので、簡体字の筆画順に排列。
・付表二 「常用漢字・中国略字対照表」
日本の常用漢字、繁体字(または康煕字典体)、簡体字を対照させた表。
日本の漢字から対応する中国の簡体字をさがすためのもので、五十音順に排列。
尚、付表三は簡体字と繁体字の対照表である。
・『ふしぎ?おどろき!文字の本 2』(町田 和彦/監修 ポプラ社 2011年)801
世界のことばと文字を紹介する小学生中学年向けの調べ学習書。
・p.36-p.37
中国語に関する解説のなかで簡体字・繁体字について簡単に説明がある。
簡体字・繁体字・日本の漢字22字の対照表を掲載する。
・『広がる!漢字の世界 2:光村の国語』
(阿辻 哲次/監修 高木 まさき/監修 棚橋 尚子/監修 青山 由紀/編集 岸田 薫/編集
鈴木 一史/編集 光村教育図書 2011年)811
漢字が日本に伝来してから今日までの漢字の歴史、書体や字体・字形などを
解説する。
・p.52
漢字2字の簡体字・繁体字・日本の旧字・新字を対照させ掲載。
2.下の資料には、簡体字・繁体字または簡体字・日本の漢字の対照一覧が掲載されています。
・『日本語と中国語の妖しい関係』(松浦 喬二/著 日本僑報社 2013年)820.4
・巻末 「中国簡体字:日本常用漢字対照表」
わかりにくい簡体字と日本の漢字を対照させて紹介している。
・『漢字のおさらい』(吉田 誠夫/著 自由国民社 2012年)811.2
・p.85-p.86
簡体字のつくられ方別に簡体字・繁体字を対照させ紹介している。
・『台湾の若者を知りたい』(水野 俊平/著 岩波書店 2018年)302.22
台湾の学生の生活や文化を紹介する。
・p.12
簡体字と繁体字9字を対照させた表を掲載している。
・『世界の文字と言葉入門 2』(稲葉 茂勝/著 小林 二男/監修 小峰書店 2004年)801
中国の文字・言葉・文化・習慣を紹介する高学年向けの調べ学習書。
簡体字・繁体字・日本の漢字(旧字と新字)について解説があり、
簡体字と繁体字を対照させた例を挙げている。
3.中日辞典類には「標準字形照合表」「簡体字表」など付表がつけられていることがあります。
下記の辞典には収録されていました。
・『岩波新漢語辞典 第2版』(山口 明穂/編 竹田 晃/編 岩波書店 2000年)813.2
・『中日辞典 第3版』(北京・商務印書館/共同編集 小学館/共同編集 小学館 2016年)823.3
・『中国語学新辞典』(光生館 1970年)820.1
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 言語学 (801 10版)
- 音声.音韻.文字 (811 10版)
- 中国語 (820 10版)
- 参考資料
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『早わかり中国簡体字』821.2
(遠藤 紹徳/著 国書刊行会 1986年) -
『ふしぎ?おどろき!文字の本 2』801
(町田 和彦/監修 ポプラ社 2011年) , ISBN 9784591123003 -
『日本語と中国語の妖しい関係』820.4
(松浦 喬二/著 日本僑報社 2013年) , ISBN 9784861851490 -
『漢字のおさらい』811.2
(吉田 誠夫/著 自由国民社 2012年) , ISBN 9784426110864
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『早わかり中国簡体字』821.2
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
-
日本で暮らす中国の子どもの学習支援に使用したいとのこと。
日本の漢字に慣れ親しんでいる子どもが日本と中国の漢字の
違いや間違えやすいところに注意して学習できるよう参考にするらしい。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000313697