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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
大阪府立中央図書館 (2120005)管理番号
(Control number)
6000005292
事例作成日
(Creation date)
2013/12/05登録日時
(Registration date)
2014年04月02日 00時30分更新日時
(Last update)
2014年04月03日 21時58分
質問
(Question)
江戸時代の将棋棋士である大橋宗銀の出身地と養子になったいきさつがわかる資料はありませんか。
また、大橋宗銀と五十七番指しの争将棋をした伊藤印達についても出身地など詳しく知りたいです。各々に将棋以外のエピソードがあれば併せて知りたいです。
『日本将棋大系』第3巻、4巻、5巻
『将棋文化史』山本亨介 筑摩書房 1980年
『将棋Ⅱ(ものと人間の文化史)』増川宏一/著 法政大学出版局 1985年
『万博記念 日本一 世界一』 日本情報センター 1970年
『日本文化としての将棋』 尾本恵市/編著 三元社 2002年
『将棋名勝負物語』 原田泰夫/著 時事通信社 1972年
『将棋陣太鼓』菅谷北斗星/著 要書房 1952年
『将棋の世界』大内延介/著 角川書店 1993年
『将棋家「将棋指南役」』増川宏一/著 洋泉社 2005年
『日本将棋集成』窪寺紘一/著 新人物往来社 1995年
を調べましたが、掲載されていませんでした。
回答
(Answer)
将棋以外のエピソードに関する記述は見つかりませんでしたが、宗銀の出身地について「一説に」としながらも記載している資料がありました。
1)『将棋名匠逸話と対局』(大崎熊雄/著 文化生活研究会 1927)
宗銀について「せがれといっても宗銀は、五代目宗桂の実子ではなかった。一説に、その頃の囲碁将棋界に関係の深かった、下総国関宿の城主で、後に老中に列し、侍従の位に登った牧野備後守定成の藩士の子であつたが、幼少の時分から、棋品すこぶる秀抜で、神童の誉が高かつたのを、五代目宗桂がもらひうけ、養子にしたとのことである。五代目宗桂には、実子がない訳ではなかつた。が、当時棋界の情勢から推して、よほどの傑出した材幹でない限り、とてもなみなみの凡器では、いやしくも家元の跡目をうけて、他家元と対立して、自家の尊厳をたもつていくといふことは、むづかしかつたのだ。・・・」と書かれています。また本因坊道知とのかかわりについての記述もあります(p.142-147)。
※調査済みの『将棋陣太鼓』菅谷北斗星/著には「五代目宗桂四世名人には実子はなく」と記述されています。
しかし、印達につきましては、「宗印の長男で、頗る英邁。天才兄弟の長者として、充分の貫録を備えていたが、惜しいことに、正徳二年の九月、十六歳のつぼみをもつて死んでしまった」と書かれています(p.166)。
五十七番指しにつきましては、「印達宗銀の大手合」と題する文章に書かれています(p.171-206)。
下記の資料には五十七番指しについての記述があります。
2)『将棋名匠の面影』(飯塚勘一郎/著 信正社 1937)
宗銀と本因坊道知とのかかわりについてや印達の天分についての記述をまじえながら、五十七番指しについて書かれています。
3)「江戸の名人4:四世名人五代大橋宗桂」(茶屋軒三/ほか記『将棋世界75(6)』2011.6)
「天才少年の五十七番指し」という小見出しの文章が収録されています。この文のなかに「五代宗桂には実子がいなかったため、宗銀を養子に迎えた」との記述があります。
なお、『日本人物文献目録』(法政大学文学部史学研究室/編 平凡社 1979)によりますと下記の資料に宗銀に関する記述があるようですが、大阪府立図書館では所蔵しておりません。参考までに紹介します。
「長崎に遺る大橋宗銀之墓」(増田廉吉/著『掃苔 9(3)』1940 p.81-84)
すでに調査済みの内容と重複する場合があるかもしれません。ご了承ください。
[事例作成日:2013年12月5日]
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
『日本将棋大系』第3巻、4巻、5巻
『将棋文化史』山本亨介 筑摩書房 1980年
『将棋Ⅱ(ものと人間の文化史)』増川宏一/著 法政大学出版局 1985年
『万博記念 日本一 世界一』 日本情報センター 1970年
『日本文化としての将棋』 尾本恵市/編著 三元社 2002年
『将棋名勝負物語』 原田泰夫/著 時事通信社 1972年
『将棋陣太鼓』菅谷北斗星/著 要書房 1952年
『将棋の世界』大内延介/著 角川書店 1993年
以上大阪府立図書館資料
『将棋家「将棋指南役」』増川宏一/著 洋泉社 2005年
以上堺市立図書館資料
『日本将棋集成』窪寺紘一/著 新人物往来社 1995年
以上本図書館資料
いずれも出身地などの記載なし
NDC
将棋  (796 8版)
参考資料
(Reference materials)
将棋名匠逸話と対局 大崎/熊雄∥著 文化生活研究会 (142-147)
将棋名匠の面影 飯塚/勘一郎∥著 信正社 (117-165)
将棋世界 日本将棋連盟 (156-158)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
人物・団体
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000151724解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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