レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年01月24日
- 登録日時
- 2019/01/29 11:42
- 更新日時
- 2019/03/21 12:08
- 管理番号
- 21507
- 質問
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江戸時代の西讃地区にいた志野流香道の弟子について書かれている資料はあるか。
- 回答
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次のような所蔵あり。
・西山松之助著作集 第1巻 家元の研究(7021/N13/1-1)
p.428~「門人よりみたる志野流香道」の項あり。
p.440~444に
讃岐志野郡の高瀬村などの数カ村にわたって29人が入門したことの詳細な記述があり、
門人の29名の名前が村毎に掲載されている。
門人帳からは農村へのこのような流入は、前後に見当たらないという旨の記述あり。
その中に
三好権蔵長矩が三好長慶に連なる家柄で上高瀬村の大庄屋、
財田上村宇野家は大地主、
詫間村松田家は大地主、
という記述あり。
また、松田家と丸亀藩主の交流についての記述もあり。
- 回答プロセス
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・香道の歴史事典(7920/J1/)
p.90に蜂谷家門人帳についての記述あり。
西山松之助氏が門人帳を分析したものが「家元の研究」に掲載されていることがわかる。
・新修詫間町誌(K2726/T1/2)
p.327 江戸時代の俳諧の項あり。
詫間村の松田家についての記述あり。
その中に香道を近くの地主たちが松田邸で楽しんだのではないか、
という記述あり。
・新編丸亀市史2(K2610/M2/3-2)
p.1131 香道の項あり。出典は、すでに確認している「香道入門」だった。
- 事前調査事項
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・香道入門(7920 T1)
香川県における江戸時代の香道の歴史が書かれていた。
財田、新名、詫間周辺に蜂谷家の志野流の弟子が29人いたとあった、とのこと。
・「財田町誌」を見たが、関連情報は見当たらなかったとのこと。
- NDC
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- 香道 (792)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土 人物 地名
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000250757