レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/01/15
- 登録日時
- 2016/03/28 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:37
- 管理番号
- M16011511477378
- 質問
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南米の楽器で「アルパ」という楽器があるらしいが、その楽器の見た目が分かる資料と楽器について説明している資料があれば見たい。
- 回答
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①の資料には、使用地域(ペルー、ボリビア)、長音階に調弦されていること、形態のことを4行に渡り説明されている。また、白黒ではあるが、ペルーのアルパの演奏写真が載っている。
②の資料には、西洋のハープが伝わったものであること、使用地域(メキシコ、ペルー、ベネズエラ)、演奏の方法などが11行に渡り説明されている。しかし、楽器の構造の説明や写真の掲載はない。
③の資料はアルパの全体が映ったカラー写真と演奏風景のカラー写真が載っている。簡単な楽器の説明もある。
④の資料は切手に描かれたアルパを確認することができる。切手はカラーで掲載されている。パラグアイとコロンビアの切手として発行されている。また、数行の説明も載っており、それによれば、「ラテン風に改作された小型ハープのアルパは、パラグアイではアルパ・パラグアージャと呼ばれ」ていることと、パラグアイの国民楽器になっていることなどが分かる。
⑤の資料は中南米の音楽を紹介する資料で、その記述の中でアルパについて触れられている章が4つある。アルパの記述がある1章、6章、7章、9章の内、6章にはアルパの演奏風景が描かれた白黒の小さい図が載っている。アルパのついて詳細な説明をしている箇所がなく、この資料からはダンス音楽である「ホローポ」の基本楽器であること、ベネズエラの都市でアルパ・ブームが起こったことなどを知ることができるだけである。
⑥の資料では、見出し語に「アルパ」が掲出されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 音楽史.各国の音楽 (762 9版)
- 参考資料
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①黒沢隆朝『図解世界楽器大事典』 雄閣社,2005,443, 45p. 参照はp.341,344.
②若林忠宏『民族楽器を演奏しよう』 明治書院,2009,190p. 参照はp.129-130.
③山本紀夫、中垣ゆたか『おもしろい楽器 : 中南米の旅から』 福音館書店,2011,39,4p. 参照はp.37.
④江波戸昭『世界の民族音楽 : 切手でみる楽器のすべて』 生活情報センター,2006,207p. 参照はp.183,185.
⑤石橋純『中南米の音楽 : 歌・踊り・祝宴を生きる人々』 東京堂出版,2010,260p. 参照はp.130,134,171,213.
⑥新村出『広辞苑 第6版』 岩波書店,2008, 参照はp.103.
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①黒沢隆朝『図解世界楽器大事典』 雄閣社,2005,443, 45p. 参照はp.341,344.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016011511493377378
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000189921