レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 19970704
- 登録日時
- 2020/03/26 00:30
- 更新日時
- 2021/08/24 15:58
- 管理番号
- 533
- 質問
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安重東五という陶芸家の名前の読み方が知りたい。柳海剛(ユヘガン)という韓国の方と日本でよく展覧会をしている。
- 回答
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館内の文献調査および国立近代美術館工芸館に問い合わせたが、該当人物の情報は無かった。
出身地、活動の地域などがわかれば、その地域の美術館等に問い合わせて調べることができるかもしれない。
【2021/06/29追記】
「安重東五」ではなく、韓国の陶芸家・人間文化財の「安東五」안동오(1919-1989)であれば、ヨミは「あん とうご/アンドンオ/Ahn Dong-Oh」。
同氏は一時期日本に在住しており、柳海剛氏と日本で展覧会を開催している。
当館で1976年開催の「韓国美術五千年展」にも両氏とも出品している。
韓国美術五千年展 = 5000 years of Korean arts / 東京国立博物館 [ほか] 図録編集. -- 朝日新聞社, c1976.(当館請求番号:T1976-055)
ヨミは当館の陶磁器の研究員にも確認したところ、下記大英博物館のHPを紹介された。
https://www.britishmuseum.org/collection/term/BIOG7957 (2021/06/30アクセス確認)
- 回答プロセス
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・当館所蔵の文献で確認、該当人名無し
・東京国立近代美術館工芸館に問い合わせ、下記資料にも載っておらず、わからないとのこと。
『美術人年鑑』(平成8年版)
『年鑑美術現代』(平成9年版)
『美術名鑑』(平成9年版)
『現代芸術名鑑』(平成7年版)
【2021/06/30追記】
・「柳海剛」と「安重東五」「韓国」「陶芸」でインターネットで検索したところ、韓国の陶芸家「安東五」氏がヒット。
安東五氏が「安重東五」と名乗っていた時代があるか含めて調査したが「安重東五」はヒットせず。
・CiNii Books,CiNii Articles、美術図書館横断検索 は「柳海剛」「安東五」「安重東五」いずれもノーヒット。
・日本美術作品レファレンス事典 ; 陶磁器篇 2 中国・朝鮮の陶磁 / 日外アソシエーツ編集. -- 日外アソシエーツ, 2001.4. (当館請求番号:103-70)
は作家名索引無し。
・韓国やきもの案内 / 西田宏子文 ; 秋山忠右,佐藤晴雄写真. -- 平凡社, 1980.5. -- (平凡社カラー新書 ; 130)(当館請求番号:151-365)
には3人の人間国宝の一人として写真入りで紹介されていましたが、名前の現地ヨミは記載なし。
- 事前調査事項
- NDC
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- 陶磁工芸 (751 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 陶芸家
- 安重東五
- 柳海剛
- 安東五
- 照会先
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- 東京国立近代美術館工芸館(現・国立工芸館 *2020年10月25日、石川県金沢市に移転オープン)
https://www.momat.go.jp/cg/ (2021/06/29 アクセス確認)
- 東京国立近代美術館工芸館(現・国立工芸館 *2020年10月25日、石川県金沢市に移転オープン)
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項 事実調査
- 内容種別
- 工芸
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000277270