レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20181102
- 登録日時
- 2021/04/17 00:30
- 更新日時
- 2021/04/17 00:30
- 管理番号
- 徳参20181102
- 質問
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解決
東大寺所蔵の重要文化財『四聖御影[ししょうのみえい](永和本)』永和3(1377)年の写しが過去に作られたらしいが、いくつ作られたのか。
- 回答
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『東大寺辞典』平岡定海/著 東京堂出版 1995 p.188-189四聖御影図の項より
・建長本(1256)と永和本(1377)の2点を東大寺が所蔵している。
・永和本自体が、建長本の忠実な復元である。
・上記2点のほかに、元禄か享保ごろに頒布用に作成された小軸の四聖御影図も残されている。(点数は未記載)
作品の写真や解説は次の資料にもあるが、写しについては記載がなかった。
『奈良六大寺大観 第11巻 東大寺(三)彫刻・絵画・書跡』奈良六大寺大観刊行会/編 岩波書店 1991
p.64-66詳細な解説
p.128,151-153建長本と永和本の大きな白黒写真
『東大寺と東北』東北歴史博物館,日本経済新聞社/編 日本経済新聞社 2018
p.19永和本のカラー写真
『もっと知りたい東大寺の歴史』筒井寛昭/著 東京美術 2010
p.70永和本のカラー写真
p.163解説
- 回答プロセス
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1.作品名で所蔵検索するがヒットせず。
2.東大寺をキーワードに検索、『東大寺辞典』で概要を把握する。
3.東大寺関連の資料をブラウジングする。
- 事前調査事項
- NDC
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- 絵画 (720 8版)
- 参考資料
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- 東大寺辞典 (185ヒラp.188-189平岡定海/著 東京堂出版 1995)
- 奈良六大寺大観 第11巻 東大寺(三)彫刻・絵画・書跡 (702.1Lナラ p.64-66、128、151-153奈良六大寺大観刊行会/編 岩波書店 1991)
- 東大寺と東北 (188.3Lトオp.19 東北歴史博物館,日本経済新聞社/編 日本経済新聞社 2018)
- もっと知りたい東大寺の歴史 ( p.70、163 筒井寛昭/著 東京美術 2010)
- キーワード
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- 東大寺 四聖御影
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000297148