レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年06月05日
- 登録日時
- 2022/06/05 17:14
- 更新日時
- 2022/10/18 17:07
- 管理番号
- 3621
- 質問
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解決
小磯良平について知りたい。また、その記念美術館についても知りたい。
- 回答
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経歴については以下の事典に記載があります。
〇『美術家人名事典』(日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 2009年)
〇『近代日本美術事典』(河北倫明/監修 講談社 1989年)
〇『日本近代文学大事典 第2巻』(日本近代文学館/編 講談社 1977年)
〇『キリスト教人名辞典』(日本基督教団出版局 1986年)
〇『兵庫県大百科事典 上巻』(神戸新聞出版センター/編集・制作 神戸新聞出版センター 1983年)
そのほか、人物像がわかる資料として以下の資料があります。
〇『ひょうごの美術家たち』(伊藤誠/著 神戸新聞総合出版センター 1997年)
〇『消えゆく幻灯』(竹中郁/著 編集工房ノア 1985年)
〇『神戸の100人』(神戸新報社 1971年)
作品は以下の資料で見ることができます。
〇『小磯良平油彩作品全集』(小磯良平/著 求竜堂 1988年)
〇『20世紀日本の美術17』(河北倫明/監修 富山秀男/編集委員 弦田平八郎/編集委員 集英社 1986年)
〇『小磯良平画集2』(小磯良平/著 求竜堂 1978年)
〇『画譜 古都』(小磯良平/著 飯塚書房 1980年)
〇『薬用植物画譜』(小磯良平/画 武田薬品工業 1971年)
美術館に関しては、
『日本全国ユニーク個人美術館 西日本編』(新人物往来社/編 新人物往来社 2008年)に情報が掲載されています。
- 回答プロセス
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放送大学で小磯記念美術館の館長の授業があるので、小磯良平について幅広く知っておきたいとのこと。
日にちがないので、本日書架にあるものだけでよい、インターネットなどを使うのは苦手とのこと。
当館で契約している人物データベース「whoplus」で、「掲載事典」と、「プロフィール」、「人物文献」を確認し、紙媒体の資料を探す。
掲載事典のうち、所蔵しているものから何冊かを確認。
〇『美術家人名事典』(日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 2009年)
p.237に経歴等が記載されている。内容はwhoplusのプロフィールと同様。
〇『近代日本美術事典』(河北倫明/監修 講談社 1989年)
p.137顔写真と経歴が掲載。
〇『日本近代文学大事典 第2巻』(日本近代文学館/編 講談社 1977年)
p.8に経歴が掲載。新聞雑誌の小説挿画を描いたことなどが記載されている。
〇『キリスト教人名辞典』(日本基督教団出版局 1986年)
p.564に経歴が掲載。父母、養父母ともキリスト者で本人の受礼についても書かれている。
著作についても記載があるが、『小磯良平画集2』(小磯良平/著 求竜堂 1978年)以外当館で所蔵なし。
〇『兵庫県大百科事典 上巻』(神戸新聞出版センター/編集・制作 神戸新聞出版センター 1983年)
p.797に経歴と絵画「斉唱」が掲載。
業務端末でキーワード「小磯良平」で検索。貸出可能なものを提供する。
〇『小磯良平油彩作品全集』(小磯良平/著 求竜堂 1988年)
〇『20世紀日本の美術17』(河北倫明/監修 富山秀男/編集委員 弦田平八郎/編集委員 集英社 1986年)
〇『小磯良平画集2』(小磯良平/著 求竜堂 1978年)
〇『画譜 古都』(小磯良平/著 飯塚書房 1980年)
〇『薬用植物画譜』(小磯良平/画 武田薬品工業 1971年)※植物のみ
whoplusの「人物文献」から先ほどのキーワード検索ではヒットしていない図書で所蔵しているものを探す。
〇『ひょうごの美術家たち』(伊藤誠/著 神戸新聞総合出版センター 1997年)p.74~94
解説や、インタビュー記事、文化勲章について書かれている。
神戸出身とのことなので、兵庫県立図書館「ふるさとがわかるデータベース」の「兵庫ゆかりの人物文献検索」で検索する。
https://www.library.pref.hyogo.lg.jp/winj/opac/search-original-d.do?lang=ja(2022.9.28最終確認)
人物名「小磯良平」で検索すると11件ヒット。
当館で所蔵している資料のうちまとまった記載がある以下の資料を提供。
〇『消えゆく幻灯』(竹中郁/著 編集工房ノア 1985年)p.188~227
小磯良平と交流の深かった詩人竹中郁のエッセイ。学生時代からの交流が語られている。
〇『神戸の百人』(神戸新報社 1971年)p.141~144
朝日新聞神戸版に連載されたインタビュー集。顔写真も掲載。
記念美術館のことが載っている資料を探すために業務端末でキーワード「小磯記念美術館」を検索。
ヒットなし。
706.9の棚でブラウジング。個人美術館について掲載がありそうなものを探す。
『日本全国ユニーク個人美術館 西日本編』(新人物往来社/編 新人物往来社 2008年)p.154~159に掲載を確認。
美術館の中に移築されているアトリエのことや、開館情報、主な収蔵品等が記載されている。
美術館の公式ページもあるが、利用者に確認したところ本の情報で十分だとのこと。
神戸市立小磯記念美術館
https://www.city.kobe.lg.jp/kanko/bunka/bunkashisetsu/koisogallery/index.html(2022年9月28日最終確認)
- 事前調査事項
- NDC
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- 絵画.書.書道 (72 10版)
- 団体 (706 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000317035