レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/9/20
- 登録日時
- 2011/01/14 02:00
- 更新日時
- 2021/02/25 14:10
- 管理番号
- 中央-2010-07
- 質問
-
明治24年ころの郵便の消印に「ホ印」「ロ印」「ヘ印」がある。どのような意味か、経緯などがわかる資料をさがしている。
- 回答
-
資料1:
「19世紀の郵便-東京の消印を中心として」浅見啓明著に「表1 東京の集配数の変遷」があり、消印や集配便数に関して詳しい表がある。明治8年の集配時間に、「い便」は8時10分・30分、「ろ便」は9時25分・45分、とあり集配した時間によって「い」「ろ」「は」から「ぬ」までの消印を押したことがわかる。
明治15年の表からは「いろは」にカタカナが使われている。
資料2:
「明治21年7月23日公達169号により、丸一型日附印が、明治21年9月1日より使用開始になりました。」東京本局の「丸一型印の便号は、ご承知のようにイからロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、チ、リ、ヌ、ル、ヲ、ワと13便あり、・・・」とある。
資料2の著者が参考資料としてあげているものに国立国会図書館所蔵の『丸一型日附印-その誕生と物語』吉田景保・北上健・山田政市共著 むさしスタンプ 1972(いずみ切手研究会創立10周年記念誌 第3冊)がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 郵便.郵政事業 (693 9版)
- 参考資料
-
- 【資料1】 郵便史研究 19号 2005年3月 / 郵便史研究会 , 20050325
- 【資料2】 東京の日附印 / 山田政市∥編 . 増補改訂版 / いずみ切手研究会 , 1972.7 ( いずみ切手研究会創立10周年記念誌 第1冊 ) <6939/1/72>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000076462