レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年04月04日
- 登録日時
- 2019/03/13 14:51
- 更新日時
- 2020/05/09 14:55
- 管理番号
- 広県図2018101
- 質問
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解決
広島に広島電信局が完成した時の記録
- 回答
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広島に広島電信局が完成した時の記録については,次の資料に記述があります。
『電信電話事業史』中国電気通信局/編,1969【H69/C62ア】
p.22「(略)続いて同年[明治6年]10月には広島・岡山・尾道・山口がそれぞれ公衆電報の取扱いを開始したが明治21年(1888)までの電信局創設状況は表のとおりである。」
[事務開始年次] 明治6 [事務開始局数] 5 [局名] 広島 10.1
『広島県史 年表』広島県/編,広島県,1984【H21.H73-3/27ア】
p.470「[1873(明治6)] 10.1 広島・尾道各電信局設置され,電信事務開始。」
参考文献は,『電信電話事業史』(前掲)です。
『新修広島市史 第1巻 総説編』広島市役所/編修,広島市役所,1961【H21.1/H73/1ア】
p.429-430 通信機関
「電信局も[明治]六年十月中島新町に開設され、十二年五月大手町二丁目に移転したが、まだ官報電報が多く、民間の利用はあまり普及しなかった。」
『新修広島市史 第3巻 社会経済史編』広島市役所/編修,広島市役所,1959【H21.1/H73/3ア】
p.450 広島電信局
「広島電信局は同[明治]六年十月一日はじめて中島新町に設置せられたが、当時の取扱数は一日平均一四通ぐらいであったといわれている。同[明治]十二年五月大手町二丁目に移転した。」
電信局の管理機構や設置に関する法令については,次の資料に記述があります。
『電信電話事業史 1』日本電信電話公社/編,電気通信協会,1959【N692/N77-2/1】
p.14-16 管理
p.14-15 管理機構
p.14「明治3年7月,民部・大蔵両省分離の際,電信事務は駅逓事務とともに民部省の所管に移され,はじめて伝信機掛という専門の1掛が設けられた。」
p.15 基本法令
「従来の諸規程を統合するとともに,新サービスを創始する目的で明治6年8月太政官布告第300号をもって「大日本政府電信取扱規則」が定められるに至った。」
p.401-468 通常電報
p.407-410 大日本政府電信取扱規則の制定
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 通信事業史.事情 (692 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 広島電信局
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000252944