レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | さいたま市立中央図書館 (2210012) | 管理番号 (Control number) | 中央-1-00737 | ||||
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事例作成日 (Creation date) | 2013年12月14日 | 登録日時 (Registration date) | 2014年03月26日 16時03分 | 更新日時 (Last update) | 2014年05月02日 14時21分 | ||
質問 (Question) | 第二図南丸・日新丸という捕鯨船について書いてある本が見たい。 | ||||||
回答 (Answer) | 以下の資料を紹介した。 『日本大百科全書 17 とけ‐にほんく』小学館 1987.9 p135 図南丸 日本最初の南氷洋捕鯨母船。(略)その後日本で捕鯨母船として1936年に建造された日新丸、37年建造の第二日新丸や第二図南丸の手本となった。 との記述がある。 『捕鯨に生きた』大洋漁業南氷洋捕鯨船団の記録を残す会/編 成山堂書店 1997.12 p14 日新丸・第二日新丸 捕鯨頭数(昭和13~14年)の表あり。 p15~ 日新丸・第二日新丸の船団事業部編成表あり p52~ 第一日新丸にのった人の経験談 p98~ 日新丸の話あり p222~ 付録 大洋漁業・南太平洋捕鯨関連年表 日新丸のことが載っている。 『捕鯨の文化人類学』 岸上 伸啓/編著 成山堂書店 2012.3 p17ほかに日新丸の話あり 『南氷洋の捕鯨 岩波写真文庫』 山田 致知/監修・写眞 岩波書店 2007.9 第一日新丸の操業の様子を撮った写真が収録されている。 『栄光の捕鯨船団』 NHK取材班/著 日本放送出版協会 1986.3 p65~ 1934年(昭和9年) ノルウェーから捕鯨母船「アンタ―クチック号」を購入し、翌年に「図南丸」と改名。1936年(昭和11年)には「日新丸」その翌年に「第二図南丸」「第三日新丸」を建造という内容の記述あり 『南氷洋捕鯨史』板橋 守邦/著 中央公論社 東京 1987.6 p72に第二図南丸についての、p68に日新丸についての記述あり 『日本水産百年史』[日本水産/編] 日本水産 2011.5 (さいたま市図書館所蔵なし、埼玉県立図書館所蔵あり) p120 図南丸の第二次出漁 15行ほど記述あり p121~122 第二図南丸、第三図南丸の初出漁 『日本水産百年史 史料』[日本水産/編] 日本水産 2011.5 (さいたま市図書館所蔵なし、埼玉県立図書館所蔵あり) p240 捕鯨船団の表中に第二図南丸(戦後の)あり、総トン数、竣工年あり p227 捕鯨船団の表中に第二図南丸(戦前の)あり、総トン数、竣工年あり p34 南氷洋の第二図南丸と捕鯨船拓南丸の写真あり マガジンプラスで記事検索をしたところ、次の資料がヒットした。 『世界の艦船』 2003年9月号 (さいたま市所蔵なし、埼玉県立図書館所蔵) p148~152 「捕鯨ニッポン華やかなりし頃―母船図南丸1955―56年漁期アルバムから」 第三図南丸の写真が掲載されている。 GeNiiで”第二図南丸”で検索→ 「第二圖南丸進水計算及び實績」造船協會會報 (61), 363-367, 1937-12-28 公益社団法人日本船舶海洋工学会 がヒット。CiNiiオープンアクセスで本文が見られる。( http://ci.nii.ac.jp/naid/110003864155 最終確認2014年3月29日) | ||||||
回答プロセス (Answering process) | 図書館業務端末で"捕鯨”という語で検索してヒットした資料や、NDC 665.29(捕鯨船)の資料を確認した。 以下は確認したが記述が見つからなかった資料。 『鯨と捕鯨の文化史』森田 勝昭/著 名古屋大学出版会 1994.7 『クジラと日本人の物語』小島 孝夫/編 東京書店 2009.11 『クジラを捕って、考えた』川端 裕人/著 徳間書店 2004.10 ※p41~67に 母船日新丸 の章があるが、船ではなく漁の話になっている。 『魚をとる船』 小島 敦夫/文 構成 国土社 1989.3 『日本漁船図集』津谷 俊人/著 成山堂書店 2001.9 『ひと・海・クジラ』日本捕鯨協会 1982 (さいたま市図書館所蔵なし・埼玉県立図書館所蔵) 捕鯨船団の絵や写真はあるが、図南丸や日新丸という記載はなし 『日本捕鯨文化史』矢代 嘉春/著 新人物往来社 1983 『日本捕鯨史話』福本 和夫/著 法政大学出版局 1993.8 『くじらの文化人類学』M.フリーマン/編著 海鳴社 1989.5 『西海捕鯨業史の研究』鳥巣 京一/著 九州大学出版会 1993.11 『海の狩人 日本の伝統捕鯨』樋口 英夫/写真・文 平河出版社 東京 1992.9 『捕鯨の文化人類学』岸上 伸啓/編著 成山堂書店 東京 2012.3 『鯨の日本文化誌』 高橋 順一/著 淡交社 京都 1992.1 『捕鯨 1 ものと人間の文化史』山下 渉登/著 法政大学出版局 2004.6 『捕鯨 2 ものと人間の文化史』山下 渉登/著 法政大学出版局 2004.6 国会サーチで“図南丸”で検索→ 『想い出の第二図南丸』木下晃 1987 や『圖南丸物語 捕鯨母船に乗った外科医の青春』八木正宏 神戸新聞総合出版センター 2008 といった本がヒットするが、埼玉県内所蔵無し。 | ||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | 『調査捕鯨母船日新丸よみがえる』小島 敏男/著 成山堂書店 2003.10 は確認済み。 | ||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) | |||||||
キーワード (Keywords) | |||||||
照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||
備考 (Notes) | |||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | |||
登録番号 (Registration number) | 1000151256 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |