レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/02/17
- 登録日時
- 2007/09/13 02:13
- 更新日時
- 2024/03/30 00:31
- 管理番号
- M07021716058077
- 質問
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樫木網漁業について知りたい。
- 回答
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『岡山県大百科事典』『岡山の漁業』によれば、樫木網漁業とはかつて児島湾で行われていた定置網で小型の袋待ち網漁業とする。樫木網は湾内に樫木という杭を二本打ち、その間に細長い袋状の網を張ったもので、網口は昇潮時には外海に、干潮時には湾内に向け、潮の干満にしたがって行き来する魚を捕った。漁期は春から秋にかけてで、しらうお、あみ、べいか、ちぬ、さわらなどが、網を使い分けてとられた。漁業権は阿津、八浜、北浦の漁民が所有していた。当時の漁業の状況については『岡山県旧児島湾漁人問答集』や『児島湖』などに詳しい。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 漁労.漁業各論 (664 9版)
- 参考資料
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- 岡山市史編纂委員会編『岡山市史 産業経済編』岡山市役所,1966.岡山市史編纂委員会編『岡山市史 社会編』岡山市役所,1968.児島湖発達史編纂委員会『児島湖発達史』児島湖関係団体記念事業協賛会,1972.岡山県大百科事典編集委員会編『岡山県大百科事典 上巻』山陽新聞社,1979.西川太『岡山の漁業 岡山文庫89』日本文教出版,1980.同前峰雄『児島湖 岡山文庫125』日本文教出版,1987.湯浅照弘『岡山県旧児島湾漁人問答集(一)』,1987.湯浅照弘『岡山県旧児島湾漁人問答集(二)』,1988.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2007021716032458077
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000037462