レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年08月14日
- 登録日時
- 2019/08/14 12:26
- 更新日時
- 2019/08/21 10:52
- 管理番号
- C2019口頭0802
- 質問
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解決
戦後から現在までの食肉用の鶏(ブロイラー)の飼養戸数や飼養羽数を知りたい。
- 回答
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国立国会図書館提供調べ方ページ「リサーチ・ナビ」の調べ方案内の「長期統計」( https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102100.php )および「農林水産に関する統計」( https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102084.php )の掲載資料を確認したところ、昭和39(1964)年から現在までの食肉用の鶏(ブロイラー)の飼養戸数および飼養羽数について、長期統計が記載されている資料として、「日本の長期統計系列」(総務省統計局)(インターネット情報1)および『食肉関係資料』(農林水産省生産局畜産部)(資料1)がありましたので、ご紹介します。
なお、インターネット情報1および資料1の出典が『畜産統計』であることから、『畜産統計』の前身の『家畜飼養の概況』(資料2)を確認したところ、昭和38年度版に、ブロイラー関連の統計は、昭和38(1963)年以前については未整備であった旨、記載がありましたので、参考としてご紹介します。
【 】内は当館の請求記号です。
末尾に「*」が付いた資料は、国立国会図書館デジタルコレクションに収録されており、国立国会図書館及び図書館送信参加館内で公開しています
インターネットの最終アクセス日は2019年7月23日です。
インターネット情報1
総務省統計局 > 統計データ > 日本の長期統計系列 > 目次 > 第7章 農林水産業( http://www.stat.go.jp/data/chouki/07.html )
「7-17 家畜・鶏飼養戸数及び飼養頭羽数(明治10年~平成17年)」では、昭和39(1964)年から平成17(2005)年までのブロイラーの飼養戸数および飼養羽数の推移が掲載されています。
出典は、農林水産省「畜産統計」および「畜産物流通統計」です。
資料1
食肉関係資料. 農林水産省生産局畜産部, [19--] 【Z72-L451】
平成30年度版では、「Ⅲ. 生産関係 1.家畜飼養戸数および飼養羽数の推移」(pp.6-7)に、昭和45(1970)年から平成30(2018)年までのブロイラーの飼養戸数および飼養羽数の推移が掲載されています。
昭和45(1970)年から昭和60(1985)年までは5年ごと、昭和60(1985)年以降は1年ごとの数値が掲載されています。
出典は、農林水産省「畜産統計」および「畜産物流通統計」です。
資料2
農林省農林経済局統計調査部 編. 家畜飼養の概況 昭和36-40年度. 農林統計協会, 1963-1967 【640.59-N955k4】*
昭和38年度版では、「解説編」の「Ⅳ 養鶏」に、「前年度までは採卵鶏とブロイラーを区分せず一括調査してきたが、ブロイラー産業の発展にともない、本年度(38年12月)より分離計上することとした。」(p.33)、「ブロイラー関係の統計は従来未整備であったので、本年度は年間販売羽数規模別農家数およびひな導入回数を調査した。」(p.41)などの記載があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 畜産業 (640 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 養鶏
- ブロイラー
- 飼養戸数
- 畜産統計
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 経済社会
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000260160