レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/8/31
- 登録日時
- 2019/12/17 00:30
- 更新日時
- 2019/12/22 16:21
- 管理番号
- 葛中-2019042
- 質問
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解決
昔、江東区・江戸川区・葛飾区などで栽培していた亀戸大根について知りたい。
- 回答
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『原色日本野菜図鑑』大根の品種の中に、亀戸大根について記述がありましたが、解説が短く、写真も載っていませんでした。『江戸東京野菜図鑑篇』には、亀戸大根の歴史・品種・写真・レシピなどの記述があります。
亀戸大根の祖先は、江戸時代初期に砂村(現在の江東区北砂・南砂)の開拓地に持ち込まれた関西系の四十日大根(しじゅうにちだいこん)だといわれ、幕末には砂村の北隣の亀戸で栽培されていた記録が残っています。春先に出荷される大根として江戸東京の名物野菜となり、亀戸近郊に産地が広がりました。葛飾区高砂では突然変異によって白い茎の大根が現れ、以来地元農家が栽培し続けています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 蔬菜園芸 (626 9版)
- 参考資料
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1 『原色日本野菜図鑑(保育社の原色図鑑 40)』高嶋四郎〔ほか〕共著 保育社 1978,p.31-33
2 『江戸東京野菜 図鑑篇』大竹道茂監修 農山漁村文化協会 2009,p.14-21
3 『江戸東京野菜 物語篇』大竹道茂著 農山漁村文化協会 2009,p.30-31
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1 『原色日本野菜図鑑(保育社の原色図鑑 40)』高嶋四郎〔ほか〕共著 保育社 1978,p.31-33
- キーワード
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- 葛飾区,農業,亀戸大根
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000270797