レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/12/12
- 登録日時
- 2018/03/24 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M18012713187741
- 質問
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サボテンと多肉植物の違いについて知りたい。
- 回答
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「サボテンと多肉植物の違い」について記載のある、以下の図書を紹介した。
①『花卉園芸大百科16 観葉植物/サボテン/多肉植物』の「共通編(1)多肉植物とは」の項目に、「サボテン科の植物が際立って大グループを成しているため,一般に「サボテンとその他の多肉植物」として分けて扱われている。形態や性質が類似しているため古くから多くの多肉植物がサボテンと一緒に栽培され,また多肉植物の一部(アロエ,ハオルチア,ハナキリンなど)もサボテンと称されることもあるが,これらは他の科に属する植物である。多肉植物のなかにもハナキリンなど有刺性の種類があるが,多くは表皮が発達してとげになっているのに対し,サボテンの場合は刺座(アレオーレ)と呼ばれる器官からとげが発生していることで区別される。」と記載されている。
②『集めて、眺めて、殖して楽しむ 多肉植物BOOK』の「多肉植物の魅力」の項目に「サボテン科の植物の特徴として、棘の付け根に刺座と呼ばれる白い綿毛状の部位があることが挙げられる。これは量の違いこそあれ、サボテン科の植物にはあるもので、その他の多肉植物では鋭い棘を持っていても、付け根には刺座がないことで区別できる。」と記載されている。
③『寄せ植え実例もたくさん!よくわかる多肉植物の育て方』の「サボテンは多肉植物?」の項目に、「サボテンは大きな括りでは多肉植物に含まれます。しかし、サボテンはサボテン科の種類がとても多いので、園芸では一般にサボテンを多肉植物とは分けて扱います。サボテンにはほかの多肉植物と区別できる特徴があります。それは刺座(アレオーレ)と呼ばれるものです。刺座はとげのつけ根にある、多くは綿毛に覆われた組織です。サボテン科の植物の特徴的なもので、サボテン科以外の多肉植物にはありません。サボテンの中にはとげのないものがありますが、この刺座があるため、ほかの多肉植物と区別できます。」と記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 花卉園芸[草花] (627 9版)
- 参考資料
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①農山漁村文化協会『花卉園芸大百科16 観葉植物/サボテン/多肉植物』 農山漁村文化協会,2002,14,509p. 参照はp.343.
②東山泰之『集めて、眺めて、殖して楽しむ多肉植物BOOK』横浜 ピーシーズ,2013,160p. 参照はp.6.
③田辺正則『寄せ植え実例もたくさん! よくわかる多肉植物の育て方』 池田書店,2015,159p. 参照はp.12.
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①農山漁村文化協会『花卉園芸大百科16 観葉植物/サボテン/多肉植物』 農山漁村文化協会,2002,14,509p. 参照はp.343.
- キーワード
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- サボテン
- 多肉植物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2018012713180787741
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000233013