レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/01/04
- 登録日時
- 2022/02/25 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 10:50
- 管理番号
- M21122818515128
- 質問
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摂氏温度から華氏温度の変換式を知りたい。また、摂氏、華氏の由来は何か。
- 回答
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①『数える・はかる・単位の事典』
p.64<カ氏温度目盛り>の項に、1724年ドイツのDaniel Gabriel Fahrenheit(1686-1736)が水銀温度計によって定めた温度目盛りで、℉と表すことが書かれている。セ氏とカ氏の変換については、「セ氏とカ氏の関係式は、C=5/9(F-32)、例えば、カ氏の60度は、セ氏の15度とほぼ同じです。」とある。
セ氏については、p.122<セ氏温度目盛り>の項に、1742年にスウェーデンのA.セルシウス(anders Celsius)が提案した温度目盛りであること、℃で示すことが書かれている。
②『知っておきたい単位の知識 改訂版』
p.132-133<「セルシウス度」とは?>の項に 摂氏温度についてスウェーデンの天文学者アンデルス・セルシウスが考案したこと、「日本では彼の名前を中国語で書いた「摂爾修」に「氏」を付けたものが省略されて「摂氏」になったようです。」と書かれている。華氏温度については「摂氏温度より30年以上も前にドイツの物理学者ガブリエル・ファーレンハイト氏により考案されたものです。」とある。
華氏から摂氏への変換については「華氏は、「(華氏温度-32)×5÷9」と計算することで摂氏に換算できます。たとえば華氏90度は「(90-32)×5÷9≒32.2度」になります。」とある。
③『単位と記号パーフェクトガイド』
p.91<アメリカなどで使われる温度の単位>に、「アメリカやイギリスなどでは、ファーレンハイト度【℉】という温度の単位を使っています。日本語では、「華氏温度(カ氏温度)とも書くのは、ファーレンハイトの中国音訳「華倫海」からきています。」と書かれている。
華氏から摂氏への変換については、「ファーレンハイト度からセルシウス度への変換は℃=5/9×(?-32)で求められる。」とある。
④『理科年表 第95冊(令和4年)』p.附22(1156)<慣用の計量単位>の温度の欄に「t/℉(華氏度、ファーレンハイト度)=1.8×t/℃+32」とあり、0℃=32℉、100℃=212?、0℉=-17.78℃、100℉=37.78℃ とある。tは、セルシウス温度の量記号(p.物40(406))。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 度量衡.計量法 (609 9版)
- 参考資料
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①武藤徹, 三浦基弘『数える・はかる・単位の事典』 東京堂出版,2017,276p. 参照はp.64, p.122.
②伊藤幸夫, 寒川陽美『知っておきたい単位の知識 改訂版 』 SBクリエイティブ,2018,191p. 参照はp.132-133.
③単位と記号パーフェクトガイド編集チーム『単位と記号パーフェクトガイド』 誠文堂新光社,2018,158p. 参照はp.91.
④国立天文台『理科年表 机上版 第95冊(令和4年)』 丸善出版,2021,1174p. 参照はp.附22(1156).
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①武藤徹, 三浦基弘『数える・はかる・単位の事典』 東京堂出版,2017,276p. 参照はp.64, p.122.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2021122818562915128
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000312551