レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年11月07日
- 登録日時
- 2021/06/05 17:31
- 更新日時
- 2021/07/07 12:10
- 管理番号
- 相橋R3-013
- 質問
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解決
日本酒の江戸時代からの歴史についての本が見たい。
- 回答
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①②の資料を提供した。
- 回答プロセス
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市内OPACにて、キーワード“日本酒の歴史”で検索したところ、以下の資料が見つかった。
①『酒造りの歴史 新装版』 柚木 学/著 雄山閣 2005 (自館請求記号:588.52)
主に近世の酒造りに関する資料で質問の内容に該当する。
②『日本の酒うんちく百科』 永山 久夫/著 河出書房新社 2008 (自館請求記号:R383.8)
p20「第1章 酒造り日本史 大規模化する江戸時代の酒造り」の項で、主に「杜氏」についての記載あり。
後日、市内OPACにて、キーワード“日本酒の歴史”で検索したところ、以下の資料が見つかった。
③『酒の日本文化史』 横田 弘幸/著 敬文舎 201907 (自館請求記号:383.885)
該当の記述なし。
④『日本酒の起源 カビ・麹・酒の系譜』 上田 誠之助/著 八坂書房 1999 (自館請求記号:383.885)
該当の記述なし。
⑤『江戸の酒 つくる・売る・味わう (岩波現代文庫 学術)』 吉田 元/著 岩波書店 201612 (自館請求記号:588.52)
p41-87「第2章 酒造りの技術-職人技の極致」の項に、「江戸時代の酒造技術書の伝播」についての記述あり。
⑥『日本の酒(岩波文庫 青945-1)』坂口 謹一郎/著 岩波書店 2007 (自館請求記号:B588.52)
p131-139「第四話 民族の酒 江戸時代の酒」の項より、江戸時代以降の酒造りに関する文献を挙げて解説あり。
後日、調べものコーナーの飲食史の書架をブラウジングしたところ、以下の資料が見つかった。
⑦『日本の酒文化総合辞典』 荻生 待也/編著 柏書房 2005 (自館請求記号:R383.8)
「第二部 酒類系譜」より
p40「第7章 清酒 清酒の発祥」の項に「慶長から延宝にかけての江戸初期に清酒醸法が成った、とみてよかろう。」と、その記述以降に該当の解説あり。
⑩『日本の食文化 5 酒と調味料、保存食』 石垣 悟/編 吉川弘文館 201904 (自館請求記号:R383.8)
p33「酒-供える謹みと飲む楽しみ- 3近世の酒造 技術の革新」の項に、「日本酒は、長い年月をかけて製法の改良を重ねてきた。戦国時代末期の十六世紀中頃からの技術革新にはじまり、江戸時代初期の十七世紀半ばにほぼ完成されたとされる。では、近世の酒は、古代、中世から何がどうかわったのだろうか。」と、江戸時代における酒造の技術革新に関しての解説あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品工業 (588)
- 衣食住の習俗 (383)
- 参考資料
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- 『酒造りの歴史 新装版』 柚木 学/著 雄山閣 2005
- 『日本の酒うんちく百科』 永山 久夫/著 河出書房新社 2008
- 『江戸の酒 つくる・売る・味わう (岩波現代文庫 学術)』 吉田 元/著 岩波書店 2016
- 『日本の酒(岩波文庫 青945-1)』坂口 謹一郎/著 岩波書店 2007
- 『日本の酒文化総合辞典』 荻生 待也/編著 柏書房 2005
- 『日本の食文化 5 酒と調味料、保存食』 石垣 悟/編 吉川弘文館 2019
- キーワード
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- 日本酒
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000299949