レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/09/08
- 登録日時
- 2017/12/24 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M17090717287284
- 質問
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ドライフルーツの起源と、おいしい作り方について書かれている児童書はあるか。
- 回答
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①には、「ドライフルーツは世界でも紀元前4,000年から作られていた。」とあり、「日本の元祖ドライフルーツは、梅干しと干し柿で、梅干しは食中毒や風邪を予防する万能の薬として食べられた。」とある。
②には、ぶどう、柿、りんご、バナナ、キウイフルーツ、などの素材の選別方法や、果物の切り方、干し方、保存方法などが、わかりやすく紹介されており、巻末には、保存食を作るのに適した時期のカレンダーが載っており、旬の期間を参考にして、一番おいしい時期に作ることができる。
③には、「ヨーロッパやアメリカ、西アジアでは、さまざまなドライフルーツが昔からつくられてきた。世界で最も多く作られているドライフルーツは、干しぶどうで、日本では、江戸時代以前から食べられていたのは、温州みかん、柿、なつめ、びわ、梨くらいであり、古い記録によると、干し柿、干しなつめなどは、作られていたが、日本では、果物は生で食べることがほとんどで、加工は、それほどさかんではなかった。」と書かれている。
マンゴーやいちじくや夏みかんの皮のドライフルーツの作り方や干し柿のおいしい作り方も載っている。また、上手に干し上げるコツやポイントなどもくわしく解説されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品工業 (588 9版)
- 参考資料
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①いわさゆうこ『くだものノート』文化出版局,2016,39p.参照はp.38
②濱田美里『季節をたべる秋の保存食・行事食』アリス館,2014,39p.
参照はp.10-11
③うえだまこと『保存食の絵本②』農山漁村文化協会,2012,36p.
参照はp.2-13
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①いわさゆうこ『くだものノート』文化出版局,2016,39p.参照はp.38
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2017090717230387284
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生, 小学生(高学年)
- 登録番号
- 1000227283