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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)管理番号
(Control number)
B100604110541
事例作成日
(Creation date)
20100608登録日時
(Registration date)
2010年07月22日 02時00分更新日時
(Last update)
2010年08月19日 13時19分
質問
(Question)
アセチルキタサマイシンまたはアセチルロイコマイシンの代謝についての文献について調べています。Medline と IPAを検索しましたが見つかりませんでした。1960年代初期のものだと思います。これは日本で開発されたようです。タイトルと出典を教えていただけるのなら、抄録だけでも十分です。
回答
(Answer)
お問い合わせの内容にご回答いたします。(【 】内は当館請求記号です)

科学技術振興機構作成の日化辞Web( http://nikkajiweb.jst.go.jp/ )で、(A)Acetylkitasamycin(アセチルキタサマイシン)、(B)Acetylleucomycin(アセチルロイコマイシン)を検索したところ、いずれもマクロライド系抗生物質に分類されるとの記載がありました。併せて、各物質の別名を調査したところ以下の検索結果となりました。

(A)Acetylkitasamycin(アセチルキタサマイシン)を検索すると、別名はヒットしませんでした。
(B)Acetylleucomycin(アセチルロイコマイシン)を検索すると、「3-O-Acetylleucomycin 4-propionate」がヒットし、別名として、ロイコマイシンA6などがヒットしました。

NDL雑誌記事索引で、上述の名称と刊行年1950-1970年のAND検索した結果、ロイコマイシンの代謝に関する資料(1)-(3)が見つかりました。

(1)佐々貫之他「座談会 ロイコマイシンについて」『診断と治療』45(7) 1957.7 pp.784-798 【Z19-545】
pp.787-789 にロイコマイシンの吸収・排泄・組織内分布について記述されています。

(2)内村良二他「静注用ロイコマイシンを使用しての実験と治療」『日本医事新報』(1687) 1956.8 pp.20-23 【Z19-212】
静注用ロイコマイシン投与後の血中濃度、臓器内血中濃度の消長などが記述されています。

(3)美甘義男「ロイコマイシンの臨床」『診療』7(11) 1954.11 pp.880-885 【Z19-349】
患者にロイコマイシンを投与した臨床例12例が掲載されており、そのうち数例について、当該薬剤の投与期間中の血中濃度が記述されています。

当館所蔵の医薬品の歴史に関する資料を調査したところ、(4)の資料にマクロライド系抗生物質の代謝に関する記述がありました。

(4)『今日の新薬 近代医薬品の変遷』深井三郎 薬業時報社 1995.3 【SD2-E72】
pp.898-906に、「主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの」としてマクロライド系抗生物質に関する記述があり、p.898に血中濃度、尿中排泄等に関して記述があります。p.901に、キタサマイシン製剤の薬効等が記述されており、「LM(キタサマイシン)はLeucomycinA1、A3-9の8成分からなる複合物であることが判明した」とあります。

当館契約のWeb of Knowledge、CNKI(中国学術雑誌全文データベース)で、「Acetylkitasamycin」で検索した結果、アセチルキタサマイシンの代謝に関する資料(5)が見つかりました。

(5)Zhu Zhenfeng「Relative bioavailability of acetylkitasamycin granules in healthy volunteers」『Zhongguo Kangshengsu Zazhi』22(1) 1997年 pp.37-39、p.53
健康な男性8人を対象に、アセチルキタサマイシン投与後の血中濃度、尿濃度を計測した内容です。本文は中国語、抄録は英語です。

調査済データベース
以下のデータベースを検索しましたが、お求めの資料は見当たりませんでした。
・当館契約の医中誌WEB
・当館契約のScience Direct
・当館契約のJDreamII
・当館契約のProQuest
・当館契約のTOXLINE
・当館契約のBiological Sciences
・当館契約のBiotechnology and Bioengineering Abstracts
インターネットの最終アクセス日は2010年6月8日です。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
・Medline
・IPA
NDC
化学薬品  (574)
薬学  (499)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
医薬品
化学薬品
代謝
アセチルキタサマイシン
アセチルロイコマイシン
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000069378解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

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