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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
大阪府立中之島図書館 (2120002)管理番号
(Control number)
OSPR12120071
事例作成日
(Creation date)
2012/12/17登録日時
(Registration date)
2013年01月12日 02時00分更新日時
(Last update)
2013年01月26日 11時07分
質問
(Question)
菱垣廻船の名前の由来となったと言われる文書「菱垣廻船起立並問屋古来より之仕来り御尋に付御答書」が、『大阪市史』の史料編のどこに収録されているか知りたい。大坂町奉行の御触れではないかと思う。
回答
(Answer)
まず、町奉行の御触れということで、次の資料を調査したがみあたらなかった。
・『大阪市史 第四上』の、御觸及口達の文政12年部分を確認。
・『大阪編年史 第16巻 自文化十年十月 至文政十二年十二月』
・『大阪市史』『新修大阪市史』の史料編
・『新修大阪市史 第3巻 近世Ⅰ』
第4章 天下の台所 第2節 近世海運の発展と市場の拡大
2.上方・江戸間海運の展開と江戸積問屋制度
p679 菱垣廻船の「菱垣」の由来について、『大阪市史』第五所収の『大坂番船ノ濫觴及慣行』の説明が、「文政十二年、菱垣廻船問屋側が大坂町奉行へ提出した「乍恐口上」に依拠したもの」という記述があるが、文書の内容は不明。『新修大阪市史』の史料編は刊行途中で該当の時期のものはなし。御触れではなく、町人側から町奉行に提出された文書ということがわかったが、市史には掲載されていない。

そこで、市史以外で、この文書が掲載されているものがないか調査した。
・『国史大辞典 11』p833-834 菱垣廻船
菱垣廻船の「菱垣」の由来となったとされる文書ということで、この項目の参考資料に挙げられた次の資料を確認したところ、掲載されていそうな資料がわかった。
・「菱垣廻船の菱垣について」p58-75(『海事史研究 3・4合併号』)
p58に「これは文政十二年、大坂町奉行の諮問に対して菱垣廻船問屋富田屋吉左衛門が提出した答申書によったものであるが」とあり、答申書の横に注記(2)と書かれている。
p72の(2)を見ると、「菱垣廻船起立並問屋古来より之仕来り御尋に付御答書」、『海事史料叢書』第二巻、二九五-三〇一頁 とあり、確認したところ、この資料に掲載されていた。
 
・『海事史料叢書 第2巻』住田正一編纂 巌松堂書店 1929 に翻刻あり。
 「菱垣廻船問屋規録」
 p294-301 菱垣廻船諸荷物積方之儀御尋に付御答書之控 十 が該当。
※p297
「文政十二丑年二月 菱垣廻船起立並問屋古来より之仕来り御尋に付御答書之扣 菱垣廻船仲間之内 富田屋吉左衛門」とあり。

※菱垣廻船の由来となったとされている部分は、
p298-301の「乍恐口上(恐れながら口上)」の部分とされている。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
船体構造.材料.施工  (552 8版)
参考資料
(Reference materials)
国史大辞典 11(ページ:833-834)
海事史研究 3・4合併号(ページ:58-75)
海事史料叢書 第2巻(ページ:294-301)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
大阪
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000126735解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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