レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年12月20日
- 登録日時
- 2021/12/20 17:51
- 更新日時
- 2022/10/17 17:09
- 管理番号
- 20211220-4
- 質問
-
解決
空気圧式の銃、大砲の構造がわかる資料が欲しい。
- 回答
-
以下の資料がみつかった。
<コトバンク>
日本大百科全書(ニッポニカ)「空気銃(くうきじゅう)」の解説
https://kotobank.jp/word/%E7%A9%BA%E6%B0%97%E9%8A%83-54849 (2022/08/26 確認)
・銃全般について
かのよしのり著『拳銃の科学 : 知られざるハンド・ガンの秘密』 SBクリエイティブ , 2015.5. - (サイエンス・アイ新書 ; SIS-330)
※空気圧銃についての解説はない。
・ミーネンヴェルファー(Minenwerfer)の構造解説
ダイヤグラム・グループ編 ; 田島優, 北村孝一共訳『武器 : 歴史, 形, 用法, 威力』マール社,1982
本館請求記号:559 - D71
p.176にミーネンヴェルファーの図と代表的な迫撃砲の構造図が掲載されている。
p.107に空気銃の構造解説があり、バイオプシー銃と構造自体はほぼ同じであることが確認できた。
H.P.ウィルモット著 ; 山崎正浩訳『第一次世界大戦の歴史大図鑑』創元社,2014
本館請求記号: 209.71 - W74
ミーネンヴェルファーの写真と各部分名称を示す図が掲載されている。
・Webサイト
Österreichische Nationalbibliothek (オーストリア国立図書館)
https://search.onb.ac.at/primo-explore/search?vid=ONB (2022/08/26 確認)
※空気圧式捕鯨砲に類似したルフトミーネンヴェルファー(Luftminenwerfer)
※キーワード”Luftminenwerfer”で検索してください。
※上記サイトで、写真が確認でき、外観の構造を確認できます。
※ルフトミーネンヴェルファー(Luftminenwerfer)の構造が日本語で書かれた資料は確認できませんでした。
オーストリア国立図書館の検索例:
Minenwerferkurs.12 cm Luftminenwerfer.
K.u.k. Kriegspressequartier, Lichtbildstelle - Wien [Fotoagentur]1917
https://digital.onb.ac.at/rep/osd/?BAG_15655980 (2022/08/26 確認)
- 回答プロセス
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<利用者からの問い合わせ>
空気圧式捕鯨砲について知りたいとのことだったが、捕鯨砲については記載が見つからず、関連する空気圧式銃などから、関連する資料を調査した。
空気銃とミーネンヴェルファーの構造、ルフトミーネンヴェルファーの写真からある程度、空気圧式の大砲の構造は予想できそうということだった。
・索発射銃の構造
空気圧式捕鯨砲の構造はおそらく現在のミロク式救命索発射銃M-63型と似ていると思うとのこと。
索発射銃の構造がわかる資料があればほしい、とのこと。
・構造が似ている銃
空気圧式捕鯨砲が見つからなければ、第一次世界大戦中に使用されたルフトミーネンヴェルファー(Luftminenwerfer)という迫撃砲があるので、こちらの構造が日本語でわかるものがあるとよい。
- 事前調査事項
- NDC
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- 兵器.軍事工学 (559)
- 参考資料
- キーワード
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- 空気圧式銃
- ミーネンヴェルファー
- Minenwerfer
- ルフトミーネンヴェルファー
- Luftminenwerfer
- 第一次世界大戦
- 迫撃砲
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000309315