レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/08/21
- 登録日時
- 2015/12/02 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:36
- 管理番号
- M14062512469078
- 質問
-
焼板(焼杉)の作り方、利用されている地域について知りたい。
- 回答
-
『図解 木造建築の知恵 続 -秀れた技術者となるために-』によると、「板の焼き方は、海岸砂浜か池の畔りで、板を三角形にして縄で仮縛りして煙突形を作り、地面に鉋屑を燃やせば、煙突作用で板はごうごうと音を立てて燃えます。」と書かれている。
『藤森照信、素材の旅』に、製作工程の写真とともに、焼板作成の手順が詳しく書かれている。さらに地域については、「日本列島を東西2つに分けて、滋賀県から西の方のみで用いられる伝統技法」と記載されている。
『建築史的モンダイ』によると、焼板が利用されている地域について、「元々、西日本のもので、今でも東日本で使われることはめったにない。」と記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 建築構造 (524 9版)
- 参考資料
-
-
長尾勝馬『図解 木造建築の知恵 続 -秀れた技術者となるために-』理工図書,1996,762p.参照はp.255.
藤森照信『藤森照信、素材の旅』新建築社,2009,259p.参照はp.212-225.
藤森照信『建築史的モンダイ』ちくま新書,2008,231p.参照はp.98.
-
長尾勝馬『図解 木造建築の知恵 続 -秀れた技術者となるために-』理工図書,1996,762p.参照はp.255.
- キーワード
-
- 焼板・焼杉
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2014062512454569078
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000184826