レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20040318
- 登録日時
- 2015/01/09 00:30
- 更新日時
- 2020/04/16 10:38
- 管理番号
- 中央-2014-10
- 質問
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解決
千代田区三番町にあるローマ法王庁大使館の建物の設計者は誰か。建築当初は、味の素の社長だった鈴木忠治の邸宅で、建築図面が都立図書館にあるという。
- 回答
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都立図書館で建築図面を所蔵しているということから、特別文庫室木子文庫に関連する資料と考えて資料1を調査したところ、p.103-109にある「主な業績と作品」(木子幸三郎)のうちp.108に「番町鈴木邸」とある。目次により、p.154-159にも「高輪鈴木邸と番町鈴木邸 鈴木家墓所外」に関する記述が見つかった。
木子幸三郎旧蔵所蔵資料の目録である資料2の「索引編1 図面・文書・写真」の凡例に、「建物名は建設時のものを採用している。」としたうえで、「現・ローマ法王庁大使館→鈴木忠治邸」とある。また、p.ⅴ「木子幸三郎関係資料について」の項目には、「鈴木忠治邸(現・ローマ法王庁大使館)」のように現存するものもある。」とある。
以上により、ローマ法王庁大使館(旧、鈴木忠治邸)の建物の設計者は木子幸三郎である。木子幸三郎については、資料1のp.85-184に、詳細な紹介がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 建築学 (520 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】ある工匠家の記録 / 木子清忠/著 / [木子清忠] , 1988.5 <5216/ 56/ 88>
- 【資料2】東京都立中央図書館蔵木子文庫目録 第3巻 木子幸三郎資料 / 東京都立中央図書館/編集 / 東京都立中央図書館 , 1997 <R/ 5210/ 3124/ 3>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000165816