レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/04/06
- 登録日時
- 2022/11/22 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M22040614436694
- 質問
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明治期~大正期に岡山県で活躍した建築家・江川三郎八に関する資料、現存する建築の分かる資料はあるか。
- 回答
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資料①『技師を志した江川三郎八の建築』は江川の経歴と建築作品、資料②『“江川式”擬洋風建築』は現存する建築作品を紹介した資料となっている。
また、資料③『生ひ立ちの記』は、江川三郎八が現役を退いた後に書いた自伝である。
資料④「江川三郎八と江川式建築」は、閑谷学校資料館で開催された展示会(2015年3月~5月)の展示報告となっている。
資料⑤『福島・岡山県技師江川三郎八と江川式建築』は「現存する主な江川式建築」として、出身地福島県で2棟、岡山県で20棟を紹介し、現存はしてないが写真などが残る建築作品も数多く紹介している。
資料⑥『岡山県の近代化遺産』では現存する建築作品、旧総社警察署(現・総社市まちかど郷土館)、旧旭東小学校附属幼稚園園舎(現・旭東幼稚園旧園舎「八角園舎」)、旧閑谷中学校本館(現・閑谷学校資料館)などが紹介されている。
資料⑦『木造校舎の思い出 近畿・中国編』では旧遷喬小学校が取り上げられ、階段や廊下など他の資料に見られない写真が紹介されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本の建築 (521 9版)
- 参考資料
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資料① 上田恭嗣『技師を志した江川三郎八の建築』岡山 日本文教出版,2021,155p.
資料② 『“江川式”擬洋風建築』 LIXIL出版,2019,72p.
資料③ 江川三郎八『生ひ立ちの記』岡山 江川三郎八,1929,96p.
資料④ 小西伸彦「江川三郎八と江川式建築」『閑谷学校研究』第19号 特別史跡旧閑谷学校顕彰保存会,2015.5.参照はp.108-115.
資料⑤ 江川三郎八研究会『福島・岡山県技師江川三郎八と江川式建築』真庭 江川三郎八研究会,2018.1冊.
資料⑥ 岡山県教育庁文化財課『岡山県の近代化遺産』岡山 岡山県教育委員会,2005,319p.参照はp.216,220-222,236.
資料⑦ 芦沢明子『木造校舎の思い出 近畿・中国編』 情報センター出版局、1998,205p.参照はp.80-85.
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資料① 上田恭嗣『技師を志した江川三郎八の建築』岡山 日本文教出版,2021,155p.
- キーワード
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- 擬洋風建築
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2022040614441336694
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000324434