レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/06/25
- 登録日時
- 2005/09/10 02:10
- 更新日時
- 2009/06/13 09:32
- 管理番号
- 埼久-2005-038
- 質問
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解決
江戸時代の街道図に「酉ノ四分」とあるが、どの方角を表すのか知るための資料を探してほしい。
- 回答
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『江戸時代の測量術』p180に、「…『一支』を十等分し、その一つを『一分(十分の一の意味)』とし、右回りに支名に付けて言い表わす。たとえば『丑(の)二分』は、丑から右へ二分回った方角、すなわち北からは三六度回った方角であり…」とあり。
『近世絵図と測量術』p72、132、152等に方位に関する記述あり。p72には「…一支を10等分して全周を120分とした分度区分などが用いられた。…」とある。
- 回答プロセス
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百科事典、歴史事典、民俗・風習・暦関係の資料にあたるが記述なし。
自館目録を〈測量術〉で検索し、書架から現物にあたった。
- 事前調査事項
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出典:「日光御廻道見取絵図」(幸手宿)
- NDC
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- 測量 (512 9版)
- 参考資料
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- 『江戸時代の測量術』(松崎利雄 総合科学出版 1979)
- 『近世絵図と測量術』(川村博忠 古今書院 1992)
- キーワード
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- 測量
- 測量術-江戸時代-日本
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000023800