1 足立区の地図にあたる。
【資料1】【資料2】橋名の記載あり。架橋年の記載なし。
2 【資料2】に載る橋の架橋年を調査する。
(1)足立区の歴史資料にあたる。
【資料3】
p.770~775「第二節 橋梁」に区内の主な橋について記載あり。
p.777〜778に「区内主要橋梁一覧」があり、25の橋について橋名・構造・位置・架設河川名・橋長・幅員・経費・架橋年がわかる。
『足立風土記稿』地区編1千住(足立区教育委員会文化課編 足立区教育委員会2004)
p.22 「千住大橋の記録一覧」に千住大橋の架橋年あり。
p.136 「千住新橋」の架橋年あり。
【資料4】
p.79「西新井橋」、p.285「扇大橋」、p.293「尾久橋」の架橋年あり。
『足立風土記稿』地区編3江北(足立区郷土博物館編 足立区教育委員会2000)
p.19「江北の古道」の項に「現在使用されている足立区の橋梁のうち最も古い橋梁のひとつである熊ノ木橋(後略)」についての記述と写真あり。
p.22~25「江北の橋梁」に「江北橋」「鹿浜橋」「新神谷橋」「豊島橋」「新田橋」「小台橋」の説明と架橋年あり。橋の写真も載っている。
【資料5】
p.95「新砂子路橋」完成年とp.94に地図、p.162「南平大橋」「入谷大橋」開通年、p.140「ふれあい橋」の着工年・完成年・写真あり。
p.64架橋年の記載はないが見沼代用水にかかる橋名あり。
【資料6】
p.98「現在の古隅田川の流れと川に架かる橋」の図あり。架橋年はないが橋名がわかる。
p.187「綾瀬新橋」開通年あり。架橋年の記述はなし。
p.201~211「まちの中の橋」に「伊藤谷橋」「五兵衛橋」「五兵衛新橋」の開通年あり。
【資料7】
p.97「飯塚橋」(旧飯塚橋)と「新飯塚橋」の架橋年あり。
p.88.95架橋年は乗っていないが葛西用水親水水路にかかる橋名あり。
【資料8】
p.27「桑袋大橋」、p.240「新加平橋」「みどり橋(歩行者専用)」、p.148~150「月見橋」「花見橋」「雪見橋」「桜木橋」「内匠橋」「富士見橋歩道橋(歩行者専用)」の架橋年あり。
(2)橋と河川の資料を直接棚で探す。
『隅田川の橋』水の東都の今昔散歩(東京今昔町あるき研究会編 彩流社 2013)p.6~7「隅田川に架けられた橋一覧」あり。それぞれの橋のページには完成年・橋長・幅員等の他に歴史的背景の記述もあり。
『隅田川の橋』写真で見る歴史(墨田区緑図書館 1933)
目次の後に「隅田川に架けられた橋一覧」(橋名と橋の図がわかる)と「隅田川に架かる橋」(位置や橋長・幅員・形式・管理者・完成年のわかる)一覧表あり。足立区内で隅田川に架かる橋についてわかる。
『東京の川を歩く』(飯田頼治著 さきたま出版会 2015)
p.426「垳川」に架かる橋名のわかる図あり。架橋年の記述なし。
p.428「葛西用水」に架かる橋名のわかる図あり。架橋年は記述なし。
p.449~「一 隅田川」隅田川に架かる橋名のわかる図あり。架橋年なし。
p.483~「二 荒川」荒川に架かる橋名のわかる図あり。架橋年なし。
p.501~4「三 中川」中川に架かる橋名のわかる図あり。架橋年なし。
【資料9】
p.127「隅田川に架かる橋」の一覧あり。橋名・道路区分・所在地・橋長・幅員・形式・管理者・完成年がわかる。
p.93~102「尾竹橋」「尾久橋」「小台橋」「豊島橋」「新田橋」「新神谷橋」「綾瀬橋」の写真と橋の説明あり。架橋年の記述がある橋もあり。
『隅田川・荒川』(建設省関東地方局荒川下流工事事務所 学芸出版社 2000)
p.90~91「隅田川を知ろう」橋名と橋の図あり。
p.92~93「荒川の橋を知ろう」荒川下流部、笹目橋から河口までの橋名とそのうち16の橋の写真あり。
p.88~89 水上バスのコース図あり。この図に橋名の記載あり。この本は川のガイドブックとして川歩きに必要な情報が掲載されていて、本前半のエリア地図にも橋名があり、橋によっては簡単な説明がある。
(3)東京都に関する資料にあたる
【資料10】
p.344~ 足立区にかかわりのある橋について架橋年の記述あり。ほかの資料になかった「伝右橋」が載っている。
記載のなかった資料
『川の地図辞典』江戸東京/23区編(菅原健二著 之潮 2012)
『荒川新発見』(東京新聞「荒川」取材班著 東京新聞出版局 2002)