レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/07/12
- 登録日時
- 2018/03/24 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M17021410383784
- 質問
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岡山県真庭市勝山に架けられた鳴戸橋の建設時期、建設請負者が知りたい。
- 回答
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鳴戸橋が架け替えられた様子が次のとおり確認できる。
・『真庭郡誌』(資料①)には、ハウトラウス式の板橋で「大正九年新架」とある。
・昭和7年刊『大日本名勝特産誌』(資料②)では、「勝山町に美観を呈する鳴戸橋と邑久郡の神崎橋」として写真つきで次のような説明が見える。
真庭郡勝山町國道第拾九號線旭川に架せられ岡山縣土木課の設計に成り
工費貮萬五千二十五圓を以て請負人山地喜三郎氏昭和五年五月竣功す、
延長七九、五米、幅員五、五米にして橋體は鐵筋コンクリート三連、連
續桁二組、単桁一組、脚橋鐵筋コンクリート橋面厚三、八糎のアスファ
ルトブロツク舗装なり、現場監督は岡山縣土木課勝山土木出張所吉田
技手担任し壮麗にして美観あり、勝山町の一偉観を呈せり。
・『岡山縣土木建築名鑑』(資料③)では「山地喜三郎氏」の紹介があり、「明治二十七年三月真庭郡勝山町に呱聲を發す、明治四十三年三月岡山縣認定山陽簿記學校卒業後、(中略)大正二年九月東京商工工學校豫科を終了して歸郷厳父徳三郎氏の業を継承して今日に至る」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 橋梁工学 (515 9版)
- 参考資料
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①真庭郡『真庭郡誌』勝山町(真庭郡) 真庭郡役所,1923,947p. 参照はp.432.
②梶谷福一『大日本名勝特産誌』岡山 今日猪太郎,1932,598p. 参照はp.103.
③土木建築新聞社『岡山県土木建築名鑑』岡山 土木建築新聞社,1931,284p. 参照はp.34,251.
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①真庭郡『真庭郡誌』勝山町(真庭郡) 真庭郡役所,1923,947p. 参照はp.432.
- キーワード
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- 橋梁
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2017021410343683784
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000232971