レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/08/08
- 登録日時
- 2011/06/01 02:07
- 更新日時
- 2024/03/30 00:34
- 管理番号
- M10031814055766
- 質問
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水族館ではいろいろな魚が泳いでいるが、ケンカしたりお互いに食べたりしないのか。
- 回答
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資料①には、「ほとんどの水族館の生き物達がエサにしているのは、プランクトンや無数にいる小さな魚、あるいは動きの遅い無せきつい動物や、弱った誰かの肉である。それらに該当する個体さえ同居させなければ、さまざまな種の生き物を混合飼育することに、あまり問題はないというわけだ。」とあり、「大きい魚は小さい魚を食べないのか」では「ご心配のとおり、たまに食べられる。特にイワシの群れなどが入っていればてきめんだ。(中略)特別に捕食能力の発達した魚でなくても、弱って泳げなくなったり群れからはぐれてしまったりするイワシなら容易に捕食できる。」とある。資料②には、「狭い水槽の場合は、ほかの水槽へ移し、大きい水槽の場合は、隠れることができる逃げ場があるので、種類の違う魚でもケンカや共食いはしないんですよ。生息地別の展示水槽にしていますから、大丈夫なんですね。」とある。資料③には「水槽の生き物も野生のときに食べていたエサより、水族館にやってきて飼育係からもらうエサのほうを、ずっと好きになる傾向があるようだ。」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 動物学 (480 9版)
- 参考資料
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- 資料① 中村元著『みんなが知りたい水族館の疑問50』ソフトバンククリエイティブ,2007,206p.参照はp.48-50. 資料② 『親子で楽しむ動物園・水族館・博物館』日本出版社,2006,143p.参照はp.63 資料③ 中村庸夫・中村武弘著『水族館で遊ぶ』実業之日本社,139p.参照はp.52.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2010031814031255766
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000086891