レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/01/29
- 登録日時
- 2016/03/28 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M16012917277401
- 質問
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食虫植物のハエトリグサの生態と育て方について知りたい。
- 回答
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①虫を捕らえた写真とともにカラーでハエトリグサの生態が紹介されている。その中には、虫を捕らえた際の閉じるスピードは0.5秒であること、葉の回りに生えている針状突起は鉄格子の役割をし、捕らえて消化するまで1週間かかることなどが書かれている。虫の捕らえ方もイラストを用いて説明している。育て方はモノクロだが、植え替えの方法や植え替えた際の鉢植えの断面がイラストで説明されている。また、一枚の葉で繰り返される開閉運動は2-3回に限られているため、繰り返すと老化が早くなると注意書きもされている。
②生態は簡単にしか書かれてないが、育て方は細かに書かれている。鉢植えの中に入れるものは、生きた水ゴケかピートモスにもみがらを2割くらい混ぜたものであることや、ピートモスの場合肥料を与えてもよいなどが表記がしてある。また、種から育てる場合もまく前に水に浸すこと、6月頃に種をまいて乾燥させないようにするなどが書かれている。
③食虫植物をキャラクター化し、おはなしなどと合わせて紹介している。基礎知識として、仲間の紹介や虫を捕まえる方法がはさみこみ式であることなどが、語りかけるように書かれている。育て方も春から秋のすごし方、真夏はアスファルトの上に置かないこと、冬は植え替えの時期であることが書かれている。モノクロではあるが、花の写真が掲載され種をとっておくことも記されている。
④様々な角度から撮ったハエトリグサが大きな写真で掲載されており、花の拡大写真や当然変異したのも併せて紹介されている。また「食虫植物を育てる前に」と題して、植物の入手方法、環境の整え方、選び方のポイントやホームセンターで購入した後の注意事項が書かれている。育て方のポイント、食虫植物の一生が四季に分けられて図で紹介している。水やりのポイントや植え替え・株分けの流れがイラストを交えて書かれている。また「こんなことに気をつけよう」の中で、ミズゴケの使い方、ハエトリグサは花が咲いて種ができると、株自体が弱くなるため花茎が伸びだしたときに切り落とすと花が咲かないので、株が長もちするとも記されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 植物学 (470 9版)
- 参考資料
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①吉田彰『かわいくて不思議な小動物・昆虫・植物入門シリーズ 世界の食虫植物とふしぎ植物 図鑑と育て方』 成美堂出版,1999,207p. 参照はp.98-99.p.120-122.
②富田京一『学習自然観察 草花や野菜の育て方 植物は種から育てるとおもしろい!』 成美堂出版,1999,127p. 参照はp.108-109.
③木谷美咲『ハエトリくんとふしぎな食虫植物のせかい』 VNC,2014,95p. 参照はp.50-53.
④柴田千晶『つかまえ方いろいろ!食虫植物ふしぎ図鑑 写真と図で見るおどろきの生態』 PHP研究所,2009,79p. 参照はp.26-27.p.62-67.
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①吉田彰『かわいくて不思議な小動物・昆虫・植物入門シリーズ 世界の食虫植物とふしぎ植物 図鑑と育て方』 成美堂出版,1999,207p. 参照はp.98-99.p.120-122.
- キーワード
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- 食虫植物
- ハエトリグサ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016012917262277401
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 小学生(高学年)
- 登録番号
- 1000189936