レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20110622
- 登録日時
- 2011/07/21 02:01
- 更新日時
- 2011/07/21 15:37
- 管理番号
- B110605115440
- 質問
-
解決
Klebsiella oxytoca(クレブシエラ オキシトカ)という細菌について教えて下さい。
- 回答
-
照会事項について、以下のとおり回答いたします(【 】内は当館請求記号です)。
お探しの菌に関する記事を調査した結果、Klebsiella oxytocaの特徴を紹介した資料(1)、(2)、出血性大腸炎に関する資料(3)、(4)、農業に関する資料(5)がありました。
(1)ステッドマン『ステッドマン医学大辞典』(改訂第6版 メジカルビュー社 2008.2 【SC2-J7】)
p.987にK. oxytoca クレブシエラ・オキシトカに関する解説があります。
(2)笠井正志『小児抗菌薬マニュアル』(日本医学館 2008.3 【SC422-J21】)
p.239にKlebsiella oxytocaに関する解説があります。
(3)大川清孝ほか「下血/血便をきたす腸疾患 non-IBDを中心に 炎症性腸疾患と大腸癌以外の出血をきたす各種腸疾患の画像上の鑑別診断と治療 薬剤性腸炎(抗生物質起因性腸炎)」(『Intestine』14(1) pp.47-51 [2010.1] 【Z19-B963】)
p.48にKlebsiella oxytocaは抗生物質起因性出血性大腸炎の一因であることに関する記述があります。
(4) 大曲貴夫「抗菌薬に関連した下痢の診断と治療 (特集 感染性下痢へのアプローチ)」(『日本医師会雑誌』139(5) pp.1053-1056 [2010.8] 【Z19-211】)
p.1055に「Klebsiella oxytocaによる出血性大腸炎」の項目があります。
(5)浜崎隆史「水田のイネ根圏細菌叢に接種した窒素固定細菌の動態と肥料効果」( 『日本農芸化学会2009年度(平成21年度)大会講演要旨集』 日本農芸化学会 p.131 [2009.3]) 【RB51-J28】)
Klebsiella oxytocaを生物窒素肥料として活用するための研究が報告されています。
調査済資料・データベース
・七里元亮ほか『精選医学用語ハンドブック』(メディカルレビュー社 1990.5【SC2-E32】)
・『南山堂医学大辞典』(19版 南山堂 2006.3【SC2-H144】)
・A.Domartほか『カラー図説医学大事典』(新装版 朝倉書店 2008.7【SC2-J24】)
・E.Lovell Beckerほか『医学生物学大辞典. 中』(朝倉書店 2001.10【SC2-G123】)
・渡邉信ほか『微生物の事典』(朝倉書店 2008.9【RA2-J11】)
・Alexander N.Glazerほか『微生物バイオテクノロジー』(培風館 1996.7【RA611-G4】)
・J-DreamII(当館契約データベース)
・医中誌Web(当館契約データベース)
・CiNii(http://ci.nii.ac.jp/)
データベース・インターネットの最終アクセス日は、2011年6月10日です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『微生物学・分子生物学辞典』(朝倉書店)
- NDC
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- 微生物学 (465)
- 参考資料
- キーワード
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- Klebsiella oxytoca
- クレブシエラ オキシトカ
- 莢膜桿菌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000088806