レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年2月14日
- 登録日時
- 2012/02/14 14:47
- 更新日時
- 2012/02/15 11:01
- 管理番号
- 島根参2012-02-001
- 質問
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解決
鳥の羽根の色がどのような構造になっているかについて書かれた論文がないか。
- 回答
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【資料1】 吉岡 伸也,木下 修一/著 「昆虫や鳥の構造色とその多彩な光学効果(最近の研究から)」
『日本物理學會誌 64(8) 2009-08-05 』p619~623 を紹介。
〔CiNii〕で検索し、上記資料は、オープンアクセスで公開されており、本文をPDFで読むことができることを伝える。また、「鳥」をキーワードに入れず、「構造色」で検索すると、論文がいくつかあることがわかった。
【資料2(インターネット情報)】 上記【資料1】の著者が連絡先となっている「構造色研究会」のページ。構造色についての解説や、構造色関連のリンク集、構造色の論文のリストが掲載されている。
【資料3】モルフォチョウという蝶の翅のしくみを中心に、構造色について書かれてあるが、p131からの「第4章 さまざまな構造色」のなかに、p150~152「クジャク」、p152~152~154「カワセミ」があり、それぞれの羽根の構造色について触れている。
- 回答プロセス
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(1) 〔CiNii〕http://ci.nii.ac.jp/(最終確認2012/2/14)で、「鳥」「発色」をキーワードに検索。→【資料1】ヒット。
(2) 【資料1】によると、「昆虫や鳥など多くの生物が輝きのある鮮やかな色を持っている。これらの色は構造色と呼ばれ、自然界のフォトニック材料とでも呼ぶべき微細な構造体にその起源がある(以下略)」とあったことから、「構造色」もキーワードにインターネット検索。→【資料3】のページがヒット。
(3) 【資料1】論文の著者名をキーワードに、自館OPACで検索したところ、【資料2】がヒット。→内容を確認。
- 事前調査事項
- NDC
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- 鳥類 (488 8版)
- 生化学 (464 8版)
- 参考資料
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- 【資料1】 吉岡 伸也,木下 修一著「昆虫や鳥の構造色とその多彩な光学効果(最近の研究から)」 『日本物理學會誌 64(8) 2009-08-05 』 (p619~623)
- 【資料2】 〔構造色研究会〕http://mph.fbs.osaka-u.ac.jp/~ssc/(最終確認2012/2/14)
- 【資料3】 『モルフォチョウの碧い輝き 光と色の不思議に迫る』 木下 修一/著,化学同人,2005.5 (p150~152「クジャク」、p152~152~154「カワセミ」 486.8/キ05/ )
- キーワード
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- 鳥類
- 羽根
- 構造色
- 発色
- 羽色
- 虹色
- フォトニクス
- 光学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000101565