レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年09月15日
- 登録日時
- 2011/09/15 15:12
- 更新日時
- 2016/10/06 13:22
- 管理番号
- 13142
- 質問
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由良山が柱状節理(ちゅうじょうせつり、columnar joint)になっている。その理由が知りたい。
- 回答
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458.6(岩石学)あたりを案内。
・溶岩の芸術作品「板状節理」「柱状節理」(香川県五色台少年自然センター自然科学館HP)
http://www.pref.kagawa.lg.jp/sizeka/mitai/rekisi/3.htm
※次の記述あり。
「・・・このような柱状節理は県内では、由良山や女木島(高松市)、絹島(東かがわ市)、唐島(三豊市)、白浜山(池田町)などで見ることができる。また県外では、玄武洞(兵庫県)や東尋坊(福井県)などが有名である。
一般に下図のように板状節理は冷却面(溶岩がまわりの空気や岩石に触れて冷やされる表面)に平行にでき、柱状節理は垂直にできると考えられている。どちらにしても、このような規則正しい模様が自然にできることはとても不思議である。まさに溶岩が造り出した芸術作品と言っていいだろう。」
また、写真「由良山の柱状節理」、図版「板状節理と柱状節理のできかた」あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 岩石学 (458)
- 参考資料
- キーワード
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- 香川県
- 由良山
- 柱状節理
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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(関連情報)
・(週刊まちぶら)東かがわ市絹島周辺 知る人ぞ知る「裏の顔」 /香川県
朝日新聞 香川版 2008年03月17日
絹島の「柱状節理」に関する次の記述あり。
「・・・そして反対側に回ると、ついに「裏の顔」が現れた。薄い石を幾重にも重ねたような岩肌を持つ玄武岩の「柱状節理」だ。高さは20メートルほどだろうか。近づくと、モノトーンのしま模様が目いっぱいに広がる。海岸から見える側の温かい印象とは違う、無機質な造形美があった。「マグマが冷えて固まる時に、規則正しい割れ目ができるのが柱状節理。でも、横に割れ目が入っているのは珍しい」と吉川さんは解説する。・・・」
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000091037