レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/01/11
- 登録日時
- 2021/10/01 00:30
- 更新日時
- 2021/10/01 11:06
- 管理番号
- 所沢新所-2021-09
- 質問
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解決
温泉が湧く仕組みについて書かれている児童書を探している。
- 回答
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温泉が湧く仕組みについて以下の資料に記載があります。
〇『総合百科事典ポプラディア2』 ポプラ社 2011年
〇『知っておきたい日本の火山図鑑』 林信太郎/監修・著 小峰書店 2017年
〇『エネルギーの未来を考える4』 イアン・グラハム/著 文渓堂 2000年
〇『よくわかる火山のしくみ』 高橋正樹/著 誠文堂新光社 2016年
〇『地震と火山のたんけん隊』 地学団体研究会『シリーズ・自然だいすき』編集委員会/編 大月書店 2005年
〇『海まるごと大研究 2』 保坂直紀/著 講談社 2016年
〇『火山と温泉』 山田一枝/著 ポプラ社 1977年
〇『地球』 斎藤靖二/監修 ポプラ社 2014年
〇『火山は生きている』 青木章/著 あかね書房 2005年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容確認
〇『総合百科事典ポプラディア2』 ポプラ社 2011年
p.248の「おんせん 温泉」の項目に「地下からわき出てくるあたたかい水、あるいはその場所。水は雨が地下水となったもので、熱はほとんどの場合地下のマグマによる。」と記載あり。
p.335の「火山噴出物」の項目に「火山の近くは地下が高温の状態になっているので、地下水があたためられて、温泉ができることが多い。」と記載あり。
〇『知っておきたい日本の火山図鑑』 林信太郎/監修・著 小峰書店 2017年
p.39「温泉」の項目に「ほとんどの火山のふもとには温泉がある。地下深くのマグマの熱が浅いところにはこばれて地下水があたためられ、わき出すのだ。」と記載あり。
p.55「温泉となだらかな台地」の項目に「これらの温泉は十勝岳のマグマの熱のめぐみである。中でも吹上温泉は噴火とのかかわりが強い。十勝岳が1962(昭和37)年に噴火した後、お湯の温度がどんどん下がり、入浴できないほどぬるくなってしまった。しかし、1989(昭和64)年に噴火がおこると、ふたたび温度が上がってにぎわうようになったのだ。」と記載あり。
〇『エネルギーの未来を考える4』 イアン・グラハム/著 文渓堂 2000年
p.30「温泉」の項目に「地下の高温の岩石やマグマで熱せられた水が、地表近くまで上がってくると、温泉ができます。」と記載あり。古代ローマの温泉浴場の写真あり。
〇『よくわかる火山のしくみ』 高橋正樹/著 誠文堂新光社 2016年
p.88~89に「温泉のもとになる熱水には、直接マグマからもたらされたものと、もともとあった地下水がマグマの熱で温められたものとがあります。実際には、両方がさまざまにまざりあって温泉となっています。」と記載あり。
〇『地震と火山のたんけん隊』 地学団体研究会『シリーズ・自然だいすき』編集委員会/編 大月書店 2005年
p.115「たくさんの温泉」の項目に「火山の地下にあるマグマは地下水をあたためます。あたためられた地下水は温泉となって地上に出てきます。」と記載あり。
〇『海まるごと大研究 2』 保坂直紀/著 講談社 2016年
p.14~15の「海底温泉のわく場所」の項目に「陸上でわきだす熱い温泉は、地下水があたためられたものです。地下が高温になりやすいのは、火山の近くです。火山の下では、地下の深いところで岩石がとけてでてきた高温のマグマが、浅いところまで上がってきているからです。その熱で地下水があたためられて、温泉になります。だから、温泉は火山のまわりでわきやすいのです。」と記載あり。
〇『火山と温泉』 山田一枝/著 ポプラ社 1977年
p.105の「温泉のできるわけ」の項目に「地のなかには、地下水がたまっています。それがあたためられて、温泉になる。」と記載あり。
p.108、109に温泉のわきかたについて図で説明あり。
〇『地球』 斎藤靖二/監修 ポプラ社 2014年
p.70「マグマの熱がつくりだすもの」の項目に「温泉は、マグマの熱であたためられた地下水が、岩盤のわれ目をとおって、地表にわきでている。」と記載と図で説明あり。
〇『火山は生きている』 青木章/著 あかね書房 2005年
p.27に「川の中の温泉。マグマにふくまれている水蒸気などのガスが地下水とまざるか、直接マグマにあたためられた地下水が湯になってわきだすと考えられている。」と写真と共に記載あり。
2.記載のなかった資料
×『地形探検図鑑』 目代邦康/著 誠文堂新光社 2011年
×『地球はえらい』 香原知志/文 福音館書店 1996年
×『地球』 学研 1998年
×『火山列島・日本で生きぬくための30章』 夏緑/著 童心社 2017年
×『地球の大研究』 束田進也/監修 PHP研究所 2009年
- 事前調査事項
- NDC
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- 地球科学.地学 (450 9版)
- 地震学 (453 9版)
- 工業基礎学 (501 9版)
- 参考資料
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- 総合百科事典ポプラディア 2 ポプラ社 2011.1 031 978-4-591-11867-2
- 知っておきたい日本の火山図鑑 林信太郎/監修・著 小峰書店 2017.3 453.821 978-4-338-08160-3
- エネルギーの未来を考える 4 イアン・グラハム/著 文溪堂 2000.4 501.6 4-89423-247-2
- よくわかる火山のしくみ 高橋正樹/著 誠文堂新光社 2016.1 453.8 978-4-416-61608-6
- 地震と火山のたんけん隊 地学団体研究会『シリーズ・自然だいすき』編集委員会/編 大月書店 2005.1 453 4-272-40514-4
- 海まるごと大研究 2 保坂直紀/著 講談社 2016.1 452 978-4-06-219618-5
- 火山と温泉 山田一枝/著 ポプラ社 1977 453.8
- 地球 斎藤靖二/監修 ポプラ社 2014.7 450.38 978-4-591-14072-7
- 火山は生きている 青木章/著 あかね書房 2005.4 453.8 4-251-03353-1
- キーワード
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- 温泉
- マグマ
- 火山
- 地下水
- 地熱
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000305305