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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000093533
提供館
(Library)
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)管理番号
(Control number)
B2011口頭0908
事例作成日
(Creation date)
20110908登録日時
(Registration date)
2011年10月20日 02時01分更新日時
(Last update)
2011年11月18日 10時01分
質問
(Question)
カリウムイオン(化学式K+)のエントロピー(enthoropy)を知りたい。
回答
(Answer)
ご照会の事項について以下のとおり回答します(【 】内は当館請求記号です)。

カリウムイオンのエントロピーを記載している資料(1)-(7)、データベース(8)、ウェブ情報(9)がありましたので、ご案内します。

(1) 『化学便覧.基礎編 2』(改訂5版 丸善 2004.2 【PA2-H22】)
「表10.127 単体と無機化合物の標準生成エンタルピー、標準エントロピー、標準生成ギブズエネルギー(298.15K)」(pp.II-291~II-300)で、298.15K、101325Pa(1atm)における、各物質の標準エントロピーなどを掲載しています。
K+はp.II-295に記載しており、標準エントロピー(S°)は、154.469 J/K・mol(気体)とあります。

(2)『電気化学便覧』(第5版 丸善 2000.6 【PA2-G65】)
「表2.21 水溶液の熱力学的性質」(pp.62-64)では、水溶液中のイオンおよび非解離分子の標準状態における生成エンタルピー、生成ギブズエネルギー、エントロピーを掲載しています。
K+はp.63に記載しており、エントロピーは102.5 J/K・molとあります。

(3)『CRC Handbook of Chemistry and Physics』(91st ed. CRC Press 【Z63-C694】)
「Thermodynamic Properties of Aqueous Ions(水溶液中におけるイオンの熱理学的性質)」(pp.5-66~5-67)では、25℃、100kPaにおける標準エントロピーなどを掲載しています。カリウムイオンはp.5-66に記載しており、102.5J/mol K(22.3×10^3BTU/Lb)とあります。なお、1BTU/Lb=2.326KJ/kgです。

(4)『CODATA key values for thermodynamics』(Hemisphere Pub. Corp c1989 【PA54-A3】)
pp.21-27に、「Table 5. CODATA Recommended Key Values for Chemical Species at 101 325 Pa (1atm) and 100 000 Pa (1 bar)」を掲載しています。
K+はp.27に記載しており、298.15Kにおける水溶液中の標準エントロピー(S°)は、101.20±0.20 J/K・molとあります。

(5)『JANAF thermochemical tables』(3rd ed. American Chemical Society c1986 【PA2-A98】)
「Potassium, ion(K+)」は第2巻 p.1406に掲載しており、0.1MPaにおけるエントロピー(S°)は、0-6000K(0-200K、500-6000Kは100Kごと、200-500Kは50Kごと)、298.15K、1039.540Kの値を記載しています。

(6)『Lange's handbook of chemistry』(16th ed. McGraw-Hill c2005 【PA2-B22】)
pp.1.237~1.279に、「TABLE 1.56 Enthalpies and Gibbs Energies of Formation, Entropies, and Heat Capacities of the Elements and Inorganic Compounds(元素と無機化合物の生成エンタルピー、生成ギブズエネルギー、エントロピー、熱容量)」を掲載しています。
K+はp.1.262に記載しており、エントロピー(S°)は、101.20(20) J/deg・mol、(水溶液)とあります。

(7)『Thermal constants of substances』(Updated & augm. English ed. Begell House c1999 【M213-A45】)
V.8 pp.292-293に、カリウムイオン(K+)の標準エントロピーを掲載しています。
気体状態のカリウムイオンの標準エントロピーが36.918±0.005 cal/mol・deg、水溶液中のカリウムイオンの標準エントロピーが24.12±0.10 cal/mol・degとあります。

(8)理科年表プレミアム(当館契約データベース)
「2011:物理/化学部:水溶液中のイオンの標準生成エンタルピー、標準生成ギブズエネルギーおよび標準エントロピー」を収録しており、「K^(+)」の標準エントロピーは、102.5 J/K・molとあります。

(9)NIST-JANAF Thermochemical Tables( http://kinetics.nist.gov/janaf/
検索ボックスに「K+」と入力した検索結果からviewをクリックすると、0.1MPaにおけるエントロピー(S°)について、0-6000K(0-200K、500-6000Kは100Kごと、200-500Kは50Kごと)、298.15Kの値を掲載しています。
http://kinetics.nist.gov/janaf/html/K-006.html

なお、エントロピーまたは標準エントロピーと資料によって記述が異なりますが、『化学辞典』【PA2-J31】「標準エントロピー」(p.1154)によると、標準状態におけるエントロピーのことを、特に標準エントロピーと言うようです。

インターネット・データベースの最終アクセス日は、2011年9月30日です。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
無機化学  (435)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
エントロピー
enthoropy
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000093533解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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