レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/5/12
- 登録日時
- 2017/06/23 00:30
- 更新日時
- 2017/06/23 11:11
- 管理番号
- B2017Y個0052-1
- 質問
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解決
有機化合物と無機化合物についてまとめて調べることのできる本を紹介してください。
- 回答
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国立国会図書館の科学技術・経済情報室で開架している化合物に関する辞典から紹介します。例えば資料1から資料3があります。【 】内は当館請求記号です。
なお、資料2及び3を含め、化合物に関する資料については、当館の調べ方案内のページ「リサーチ・ナビ」の「有機化合物について調べる」(https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-481.php)及び「無機化合物について調べる」(https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-465.php)などもあわせてご覧ください。
資料1 高本進, 稲本直樹, 中原勝儼, 山崎昶 編. 化合物の辞典. 普及版. 朝倉書店, 2010.4 【PA2-J37】
無機化合物及び有機化合物について、約8,000の化合物を解説した辞典です。無機化合物は周期表に従って、有機化合物は構造式や官能基に従って系統的に排列しています。本文では、化合物名、英語名、分子式のほか、合成法、物性、用途、毒性等を簡潔に記述しています。巻末に化合物名の和文索引と欧文索引があります。
資料2 有機合成化学協会 編. 有機化合物辞典. 講談社, 1985.11 【PA2-181】
約8,000の有機化合物のデータを化合物名の50音順に記載した辞典です。本文では、化合物名、英語名、CAS番号、化学物質官報公示番号、分子式、分子量、構造式、物性データ(融点、沸点、色など)、製法、用途等を記述しています。巻末にアルファベット順索引があり、英語名、商品名等から引くことが出来ます。
資料3 中原勝儼 著. 無機化合物・錯体辞典. 講談社, 1997.6 【PA2-G23】
約1万の無機化合物、金属錯体等を解説した辞典です。IUPAC(International Union of Pure and Applied Chemistry;国際純正応用化学連合)命名法をもとにした化合物命名法(日本化学会標準化専門委員会化合物命名小委員会作成)に準拠した化合物名を50音順に配列しています。本文では、一般的な名称、英語名、化学式、合成法、構造(結晶構造・大きさ等)、性質(融点、沸点、可溶性、色、安定性等)のほか、主要な化合物については歴史や用途等を記述しています。巻末に化学式索引と英文索引があります。
[その他の調査済み資料及びデータベース]
・Per Enghag [著] ; 渡辺正 監訳 ; 西原寛, 野津憲治, 立間徹, 宮村一夫, 下井守, 高野穆一郎 訳. 元素大百科事典. 朝倉書店, 2007.11 【PA2-J4】
・伊与田正彦, 榎敏明, 玉浦裕 編. 炭素の事典. 朝倉書店, 2007.4 【PA2-H77】
・John Emsley 著 ; 山崎昶 訳. 元素の百科事典. 丸善, 2003.7 【PA47-H10】
・Douglas M.Considine, Glenn D. Considine 編 ; 今井淑夫 [ほか]監訳. 化学大百科. 朝倉書店, 1997.10 【PA2-G27】
・Martin Grayson [ほか]編. カーク・オスマー化学大辞典. 丸善, 1988.9 【PA2-E12】
・NDL-OPAC (https://ndlopac.ndl.go.jp/)
・国立国会図書館サーチ (http://iss.ndl.go.jp/)
・国立国会図書館デジタルコレクション (http://dl.ndl.go.jp/)
・CiNii Books (http://ci.nii.ac.jp/books/)
・J-GLOBAL (http://jglobal.jst.go.jp)
インターネット・データベースの最終アクセス日は2017年5月1日です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 化学 (430)
- 参考資料
- キーワード
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- 有機化学
- 無機化学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000217794