レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年04月02日
- 登録日時
- 2020/04/02 15:51
- 更新日時
- 2020/12/24 10:31
- 管理番号
- 20200402-1
- 質問
-
解決
和算の算額を、所蔵している神社・寺院が知りたい。
- 回答
-
以下の資料がみつかった。
<コトバンク>
算額 さんがく ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
https://kotobank.jp/word/%E7%AE%97%E9%A1%8D-70379 (2020/04/02 確認)
「江戸時代に和算家が数学の問題を書いて神社仏閣に奉納した額をいう。これに対して,解答しえた問題を額に書いて奉納したものを額面題という。関孝和の青年期の寛文延宝年間 (1661~81) 頃,江戸の神社に掲げられるようになった」
<参考図書>
萩野公剛『日本数学史研究便覧』東京 : 富士短期大学出版部 , 1961.8
本館請求記号:419.1036 - N71
各神社・寺院が所蔵する算額を、都道府県別に、目録として整理してあった。写真も多数。
どの神社がどのような算額を所蔵しているか、確認できる。
(調査は昭和30年代に行われており、現状と異なる事もあると考えられる)
第3編 算額を研究する人のために
p.113-122 現存する算額について
p.123-161 現存算額目録 奉納年月日、住所、奉納先寺院・神社、奉納者名
p.162 「現存算額数一覧」(県別) 現存数では埼玉県が66で、一番多かった。
五輪教一『本館黄金比の眠るほこら : 算額探訪から広がる数学の風景』日本評論社 , 2015.7
本館請求記号::419.1 - H13
近畿数学史学会編著『近畿の算額 : 数学の絵馬を訪ねて』 大阪教育図書 , 1992.5
本館請求記号:419.1 - Ki44
萩野公剛編著『算額に関する研究文献解題』.第1-4巻 富士短期大学出版部 , 1968.7. - (算額研究叢書 ; 5―1)
本館請求記号:419.1 - H13
<NDLデジタルコレクション>
萩野公剛 『日本数学史研究便覧』 (富士短期大学版部, 1961) (国立国会図書館/図書館送信限定 図書)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1379112 (2020/04/02 確認)
第1章 現存する算額について/p113
第2章 現存算額目録/p123
<図書>
萩野公剛『算額研究史』.上 五協印刷 , 1966.2
萩野公剛『算額研究史』.下 富士短期大学出版部 , 1967.11
本館請求記号: 419.1 - H13 - 上、 419.1 - H13 - 下
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 和算.中国算法 (419)
- 参考資料
- キーワード
-
- 和算
- 算額
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000280150