レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/01/17
- 登録日時
- 2014/04/24 12:14
- 更新日時
- 2014/07/29 14:06
- 管理番号
- 埼久-2014-002
- 質問
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解決
第1次南極観測隊に置き去りにされたカラフト犬のタロとジロは何を食べて生き延びたのか。
- 回答
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以下2冊に関連する記述があり紹介した。
『南極第一次越冬隊とカラフト犬』(北村泰一著 教育社 1982)
第1次南極観測隊で犬係だった北村泰一氏の著書。
p304-307「終章 カラフト犬その後」「タロ・ジロの生存理由」の項に、当時の状況を基にした推測が掲載されている。p306にタロ・ジロが食べていたと思われるものとして、ペンギン、アザラシの糞の二つを挙げている。また、p308には「タロ・ジロのその後」についても掲載されている。
『南極観測隊』(南極OB会・観測五十周年記念事業委員会編 日本極地研究振興会 2006)
p58-61「幻の第二次越冬隊とタロ・ジロ」(中村純二著,第三次隊では犬係)によると、タロ・ジロの発見時の状況などの記述があり、p61には「アザラシの糞を主食」としていたと推測する記述あり。
- 回答プロセス
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回答の資料のほか、以下の資料を調査した。
『ニッポン南極観測隊』(小野延雄,柴田鉄治編 丸善 2006)
p21-40「第2章 タロジロ、私と『南極物語』の真実」は、発見当時のタロとジロの様子について書かれている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 科学史.事情 (402 9版)
- 参考資料
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- 『南極第一次越冬隊とカラフト犬』(北村泰一著 教育社 1982) , ISBN 4-315-40449-7
- 『南極観測隊』(南極OB会・観測五十周年記念事業委員会編 日本極地研究振興会 2006) , ISBN 4-7655-4450-8
- キーワード
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- 日本南極地域観測隊
- 南極越冬隊
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000152623