レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/8/10
- 登録日時
- 2007/12/05 02:10
- 更新日時
- 2021/02/25 10:16
- 管理番号
- 中央-2007-37
- 質問
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1657年にドイツのマグデブルグ市長ゲーリケにより行われた「マグデブルクの半球の実験」について、このとき使った「半球」の大きさ(直径)を知りたい。
- 回答
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図書については、科学史や発明・発見史の資料を調査し、資料1~6の記載を見つけた。
【図書】
資料1:1954年の実験について記載あり。「直径約1m(2マクデブルク・エルレ)」とあり。
資料2:「半径ほぼ半メーターばかりの2個の半球」とあり。
資料3:「約40cmの銅製マグデブルグ半球」とあり。
資料4:「直径14インチ(36センチメートル)の球」とあり。
資料5:「約三分の二マクデブルグ・エルレの直径をもつ二個の銅製半球」とあり。
資料6:「直径33.6cmの中空銅製半球」とあり。
インターネット情報については、[Google]を<マグデブルクの半球>で検索しオットー・フォン・ゲーリケのPDFファイルがヒット(http://www.kanto.co.jp/times/t_pdf/CT_192_5.pdf )(※)。下記ドイツ博物館の記述があった(最終検索日:2007.10.2)。(※2020年5月15日現在、ヒットせず)
【インターネット】:ドイツ博物館( http://www.deutsches-museum.de/ )でマグデブルクの半球とゲーリケの真空ポンプを所蔵している。メールによる問い合わせも可能。
このほか、キーワード「Magdeburg」「hemispheres」で掛け合わせ検索をすると多数のサイトがヒットする。中でもMagdeburg Hemispheres(http://physics.kenyon.edu/EarlyApparatus/Pneumatics/Magdeburg_Hemispheres/Magdeburg_Hemispheres.html )では「1.2feet across」とあり。
(最終検索日:2020年5月15日)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 科学史.事情 (402 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】 人物化学史事典 : 化学をひらいた人々 / 村上枝彦∥著 / 海游舎 , 1994.11 <4302/3018/94>
- 【資料2】 西洋科学史 中巻 / シュテ-リヒ∥著 / 商工出版社 , 1958 ( 科学史選書 ) <4023/S998/S1-2>
- 【資料3】 エレクトロニクスを中心とした年代別科学技術史 / 城阪俊吉∥著 . 第4版 / 日刊工業新聞社 , 1998.4 <4020/29C/98>
- 【資料4】 図説科学史 / コリン・ロナン∥著 / 東京書籍 , 1985.3 <D/4020/70/85>
- 【資料5】 新訳ダンネマン大自然科学史 第4巻 / ダンネマン∥[著] / 三省堂 , 1978.4 <4020/24/4>
- 【資料6】 大発明・発見の歴史 : 世界の発明発見物語 / 神部政郎∥著 / 東京図書出版会 , 2003.7 <507.1/5012/2003>
- 【資料7】 現代思想 : ファシズム 〈精神〉の宿命 16巻3号 1988年3月 / 青土社 , 19880301
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000040001