レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年07月25日
- 登録日時
- 2016/03/10 17:37
- 更新日時
- 2016/03/12 09:27
- 管理番号
- 0000109406
- 質問
-
解決
戦時中、徳山(現・山口県周南市)にあった海軍の石油タンクに関する資料について。
配置がわかる図面等が掲載された資料はないか。
- 回答
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下記参考資料1~5のとおり、海軍燃料廠や油槽の配置図、また上空から撮影した写真を掲載した資料がある。
・図
資料1に第三海軍燃料廠、大島油槽、大迫田油槽についての記述があり、次のとおり構内図や配置図が掲載されている。
(1) 「第三海軍燃料廠構内図」(p285)
(2) 「大島油槽地区」(p291)、「大迫田油槽地区」「第三海軍燃料廠油槽地区」(p292)
これらの図の出所は『日本海軍燃料史 上』(資料2)である。((1)はp700、(2)はp614-615に掲載)
資料3には『日本海軍燃料史』などの資料を参考に作成された「海軍燃料廠構内配置図」(p34)が掲載されている。
・写真
資料1の巻頭口絵に、戦後解体工事された大迫田油槽の地下タンクの写真「大迫田の大地下タンク群跡」(白黒)が掲載されている。
この写真と同一と思われるものが、資料4に「地下タンク群」(カラー)として掲載されている。
資料3には次のとおり空襲前に米軍が上空から撮影した第三海軍燃料廠と大浦油槽所の写真(白黒)がある。
「空襲前の第三海軍燃料廠」(p35)
「写真偵察機が撮影した空襲前の大浦油槽所」(p51)、他
同様に上空から撮影された写真(白黒)が資料5にも掲載されている。
「水谷山砲台と大浦油槽所」(p32-33)、他
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 海軍 (397 9版)
- 中国地方 (217 9版)
- 参考資料
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- 1 『徳山海軍燃料廠史』 脇英夫[ほか]共著 徳山大学総合経済研究所 1989.3 当館請求記号:Y397/L 9 p285,291,292,口絵写真
- 2 『日本海軍燃料史 上』 燃料懇話会編 原書房 1972 397.21/K 2 p614-615,700
- 3 『写真が語る山口県の空襲』 工藤洋三著 工藤洋三 2006.8 Y398/N 6 p34-35,51 , ISBN 4-9900314-8-2
- 4 『目でみる徳山の歴史』改訂版 「目でみる徳山の歴史」改訂版出版実行委員会[編] 「目でみる徳山の歴史」改訂版出版実行委員会 2012.10 Y243/P 2 p126
- 5 『周南の戦争遺跡』 工藤洋三著 工藤洋三 2012.7 Y241/P 2 p32-33
- キーワード
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- 徳山海軍燃料廠
- 第三海軍燃料廠
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000189134