レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20110921
- 登録日時
- 2012/09/21 02:00
- 更新日時
- 2021/02/25 13:53
- 管理番号
- 中央-2011-06
- 質問
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解決
第二次世界大戦の時、父は昭和18年に上等兵として召集されたが、その際、いくら位の給金が支払われていたのか。
- 回答
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国立国会図書館作成の[日本法令索引]を法令名<給与>×<陸軍>、公布年月日を昭和14年から20年で検索すると、「大東亜戦争陸軍給与令」(昭和18年7月29日勅令第625号)という法律がある。官報で公布される法令が掲載されている『法令全書』でこの勅令を確認した。改正履歴によると、この勅令は何度か、改正されている。
資料1:
p.591-602
「大東亜戦争陸軍給与令」(昭和18年7月29日勅令第625号)
p.602の「第1表 俸給」に区分ごとの俸給の一覧がある。上等兵の給与月額は10円50銭とある。
資料2:
昭和18年12月4日改正の勅令第912号が掲載されている。
p.981に「第13表ノニ 戦地増俸」があり、上等兵の欄をみると、14円とある。
実際の支給額は諸手当が加えられていると思われるので、手当の一例として紹介した。
資料3:
陸軍関係の法規集である『陸軍成規類聚』にも同様の金額の記載がある。p.864に「第1表 俸給」、p.873に「第13表ノニ 戦地増俸及戦地増給」が掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 陸軍 (396 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】法令全書 昭和年間 複製版17巻 5号 (昭和18年) 複製版17巻 / 原書房
- 【資料2】法令全書 昭和年間 複製版17巻 6号 (昭和18年) 複製版17巻 / 原書房
- 【資料3】陸軍成規類聚 昭和版第3巻 / 陸軍大臣官房/編纂 / 緑蔭書房 , 2010.6 ( 「陸軍成規類聚」資料集成 1 ) <396.2/5054/3>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000111607