レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/11/13
- 登録日時
- 2013/03/22 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:35
- 管理番号
- M12111416564049
- 質問
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親や兄弟が亡くなった場合の喪に服する期間はどのくらいか。
- 回答
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『冠婚葬祭マナーの便利帖』p.384には、「喪中の期間は故人との間柄によって違い、いちばん長いのは親が亡くなった場合の13か月」と説明されている。
服喪の期間に関して定められた法律は現在は存在しないため、過去の法律を調べた。『家族と死者祭祀』p.146-147には、明治7年に出された服忌令が紹介されている。「忌服の日数と、穢の日数は別にて、穢は三十日間なり。忌は五十日にして、服は満一ヶ年なり。」と説明されており、喪に服する期間は一年とされている。
また、『日本家族法史論』p.125には、明治7年の服忌令について詳しく紹介されており、父母が亡くなった場合は、「忌五十日・服十三ヶ月」、兄弟姉妹が亡くなった場合は、「忌二十日・服九十日」と定められている。現在は、この服忌令を基準として服喪の期間が考えられている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 通過儀礼.冠婚葬祭 (385 9版)
- 参考資料
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岩下 宣子監修『冠婚葬祭マナーの便利帖』 高橋書店,2009,431p.参照はp.384.
孝本 貢編『家族と死者祭祀』 早稲田大学出版部,2006,251p.参照はp.146-147.
小林 忠正著『日本家族法史論』 成文堂,2003,217p .参照は、p.125.
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岩下 宣子監修『冠婚葬祭マナーの便利帖』 高橋書店,2009,431p.参照はp.384.
- キーワード
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- 服喪
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2012111416501464049
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000129292