レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/06/25
- 登録日時
- 2021/04/01 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:41
- 管理番号
- M20062518310686
- 質問
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「だるまさんがころんだ」という遊びには地方によって呼び方に違いはあるのか。また、世界でも同じ遊びがあるのかが載っている児童書が見たい。
- 回答
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①には、「地方や年代によってちがうだるまさんがころんだ」の項目で「だるまさんがころんだ」はちょうど10音。地方や年代によって、ほかの10音のことばになったり、10音ではないことばになることもあります。遊びの名前も「だるまさんがころんだ」からかわります。」との記載がある。たとえば「ぼうさん(ぼんさん)がへをこいた」(関西地方)「くるまん(の)とんてんかん」(宮城県)「ひみなこと(5文字と短いのでいう回数が決まっていない)」(和歌山県)」との説明がある。
②には、あそび方が少し変わった「だるまさんがころんだ」が紹介されており、おにが唱える言葉は、「「つる、かめ、おやじの」と言い、そのあとに「つる」か「かめ」か「おやじ」のどれかのことばをつづけます。」との記載がある。
③には、世界の子どもの遊びとして、「だるまさんがころんだ」のかわりに「アメリカなどの英語圏の国には、「レッドライト・グリーンライト(赤信号・青信号)」という名前のゲームがあります。」との記載があり、遊び方は、「だるまさんがころんだ」と同じである。また、カナダでは、「だるまさんがころんだ」のかわりに、「ワット・タイム・イズ・イット、ミスター・ウルフ(オオカミさん、今何時?)」という名前のゲームがあると紹介されている。こちらも遊び方は、「だるまさんがころんだ」とほぼ同じである。
④には、「だるまさんがころんだ」の歴史についてもふれられており、「その歴史はそう古くない」とあり、理由について、「だるまさんがころんだ」のような古めかしい言い方より、「インディアンのふんどし」など明治時代以前にはあり得ないものが少なからず見つかったからです。」とある。また、「海外にも同じようなあそびがある」とあり、アメリカの「グリーンライト・レッドライト」というアメリカ版「だるまさんがころんだ」があることが書かれている。また、「だるまさんがころんだ」のフランス版「アン・ドゥ・トロワ・ソレイユ」やロシア版「海の波さわぐ」という遊びも紹介されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会.家庭生活の習俗 (384 9版)
- 参考資料
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①『大研究遊びとおもちゃの図鑑』 国土社,2015,79p. 参照はp.12
②亀掛川茂 高村忠範『たのしい放課後遊び 2』 汐文社,2008,47p. 参照はp.22-23.
③『世界の子どもの遊び』 PHP研究所,2015,63p. 参照はp.24-25.
④『世界の外あそび学じてん』 今人舎,2019,191p. 参照はp.102,107,113,189.
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①『大研究遊びとおもちゃの図鑑』 国土社,2015,79p. 参照はp.12
- キーワード
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- 昔遊び
- 外遊び
- レクリエーション
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2020062518355310686
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 高校生, 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000296071