レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年01月23日
- 登録日時
- 2018/01/24 09:54
- 更新日時
- 2019/02/06 12:32
- 管理番号
- 20296
- 質問
-
未解決
志度で節分に行われているハロウィンのような行事「鬼の豆もらい」についてかかれた資料はあるか?
- 回答
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(1)朝日新聞広島版 2013年02月03日 朝刊
(ヒロシマ国の掟?!)節分は「鬼の豆」ねだる /広島県
に次のような内容あり。
・広島県の三原市には、節分に子どもたちが、袋を提げて「鬼の豆」をねだりに来るという和製ハロウィーンのような風習が残っている。
・同様な風習は香川県の旧志度(しど)町(現・さぬき市)にも残っていることがわかった。
・江戸時代、商家が厄払いに豆をまくのを見て「惜しい」と思ったのが、幼い平賀源内。「私たち子どもが鬼の代わりを務めるので豆をまかずにください。その方が掃除もいらないし、食べ物も粗末にならない」と言ったという。
・感心した商家の人が真言宗の寺にその話をすると、「それはいい」と寺の行事にした。
・文献には残っていないが、「この風習は寺と源内の生家付近を結ぶ地域だけに残っていた」「他宗派の商家ではくれなかったため、やゆした悪口が残っている」
(2)「NEWSポストセブン」
節分の風習 新島では年男が金落とし、北海道では落花生
2017.02.02 07:00
https://www.news-postseven.com/archives/20170202_489786.html (最終確認:2018/2/7)
に次のような内容あり。
「 弘法大師の生誕地である香川県の志度町の旧志度地区では、『鬼の豆もらい』が行われている。
「子供たちが商店をまわって、元気よく“鬼の豆ください”と声をかけて豆やお菓子をもらうんです。豆を渡すと喜んで帰る子供たちを鬼に見立てて、一緒に厄も持ち帰ってもらおうというもの。忙しくて豆まきを行えない商家に、弘法大師がアドバイスしたのが始まりといわれているんですよ」(45才・香川県出身女性)」
- 回答プロセス
-
・志度町誌などの年中行事の項目を見たが関連記事が見当たらなかった。
・「聞蔵」に次の情報あり。志度の話が出てきた。
朝日新聞 広島版 2013年02月03日 朝刊
(ヒロシマ国の掟?!)節分は「鬼の豆」ねだる /広島県
- 事前調査事項
-
インターネットに関連情報はあるが、文献などを見たわけではない、とのこと。
- NDC
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- 年中行事.祭礼 (386)
- 参考資料
- キーワード
-
- 2月
- 節分
- 平賀源内(1728~79)
- 空海
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000228973