レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20110125
- 登録日時
- 2012/10/03 02:00
- 更新日時
- 2021/02/25 13:55
- 管理番号
- 中央-2011-02
- 質問
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解決
直垂(ひたたれ)の衿幅がわかる資料はないか。
- 回答
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直垂(ひたたれ)とは日本の装束の一つで、主に武家社会で用いられた男性用衣服である。
日本の服装史や和裁に関する資料を調査したところ、資料1~3に記載が見つかった。
資料1 p.234の図1「第一号直垂水色無紋二十七号」によると、衿幅は5.8cmとなっている。
この資料は、博物館等に収蔵された装束などについての調査結果をまとめたもので、図1は久能山東照宮博物館に収蔵されている直垂について各部の寸法を示した図面である。
資料2 p.167の「直垂(神事用)」、資料3 p.385の「踊用直垂(習作)」はそれぞれ衿幅3.8cm(1.0寸)となっている。これらの資料は、和裁士の遠山庫太郎氏の作品図面や縫い方をまとめたものである。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】被服史からみた御神宝装束の基礎的研究 / 栗原 澄子/著 / ブレーン出版 , 2001.4 <383.1/5027/2001>
- 【資料2】遠山庫太郎遺作集 : 解説集 上巻 / 遠山庫太郎/著 / 日本和裁士会 , 1984.6 <D/5931/30/2-1>
- 【資料3】遠山庫太郎遺作集 : 解説集 下巻 / 遠山庫太郎/著 / 日本和裁士会 , 1984.6 <D/5931/30/2-2>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000112041