レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/08/16
- 登録日時
- 2017/12/24 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:39
- 管理番号
- M17081618387271
- 質問
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教頭になるにはどんな試験があるのか。
- 回答
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①『解説教育六法2016』には,教育公務員特例法第11条に,公立学校の校長の採用並びに教員の採用及び昇任は,選考によるものとし,その選考は大学附置の学校にあっては当該大学の学長,大学附置の学校以外の公立学校にあってはその校長及び教員の任命権者である教育委員会の教育長が行うとある。
②『公立学校の教員人事システム』には,公立学校の昇進管理については,教育公務員特例法第11条に規定があり,任命権を有する教育委員会の教育長が選考を行うとされている。したがって,公立学校教員の昇進管理には,都道府県教委もしくは政令市教委が主に関与するが,具体的な昇進管理の方法が特に規定されている訳ではない。そのため教員の採用選考と同様に,昇任についても選考方法が人事権者ごとに異なっているとある。
③『校長の資格・養成と大学院の役割』には,管理者としてふさわしいかどうかの判断は,管理職志望者の実際の学校管理などの様子を見ることによってではなく,面接や記述を通じて間接的に彼らの資質・力量が表現されたものに基づき行われるとある。
④『教育委員会月報』には,管理職選考試験の試験内容として,択一問題や短答形式による筆記試験を実施しているのが40教育委員会,小論文や作文による筆記試験を実施しているのが61教育委員会,集団面接を実施しているのが28教育委員会とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育政策.教育制度.教育行財政 (373 9版)
- 参考資料
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①解説教育六法編修委員会『解説教育六法2016』 三省堂,2016,1226p. 参照はp.643.
②川上泰彦『公立学校の教員人事システム』 学術出版会,2013,301p. 参照はp.79.
③小島弘道『校長の資格・養成と大学院の役割』 東信堂,2004,428p. 参照はp.79-83.
④文部科学省『教育委員会月報』 文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課,2009,100p. 参照はp.43.
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①解説教育六法編修委員会『解説教育六法2016』 三省堂,2016,1226p. 参照はp.643.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2017081618323687271
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000227272