身体障害者総数(在宅者・施設入所者)はわかったが、年齢構成については、在宅者の年齢構成がわかる資料のみであった。
資料1のp226に「図表2-1 障害者数」の掲載がある。総数366万3千人で在宅者数は
357万6千人、施設入所者数は8万7千人とある。
表の構成は、身体障害児(18歳未満)/身体障害者(18歳以上)別、在宅者/施設入所者別
となっている。
p227「図表2-2 年齢階層別障害者数の推移(身体障害者・在宅)」で、「~17歳」「18歳~64歳」「65歳~」「不詳」の括りで、在宅者のみであるが、人数と構成比が分かる。
出典資料は、在宅者が厚生労働省「身体障害児・者実態調査」(平成18年)、施設入所者が厚生労働省「社会福祉施設等調査」(平成18年)等、となっている。
施設入所者の年齢構成の資料について調査する。
資料2は、資料1の施設入所者数についての主な出典資料の報告書である。この調査は精密調査年と簡易調査年があるが、施設等の在所者数は、毎年調査を実施している。
施設入所者数と年齢構成については、以下の表がある。
p220-221「第12表 障害者支援施設等の在所者数、年齢階級、施設の種類・経営主体の公営-私営別」
p218-219「第11表 児童福祉施設の在所者数、年齢各歳、施設の種類・経営主体の公営-私営別」
しかし、表11、表12とも法令に基づく多種多様な社会福祉施設等の種類別の数値であり、身体障害者の入所者全体としての総数や構成比としての数値はでていない。
なお、資料3は、資料1の在宅の身体障害児・者についての出典資料である。調査の結果が身体障害児(18歳未満)と身体障害者(18歳以上)に分けてまとめてある。この調査は在宅の身体障害児・者を対象に5年ごとに実施されている。直近の調査は平成18年である。
p54「表5 障害の種類・年齢階級別にみた身体障害者数」
p55「表6 障害の種類・年齢階級別にみた身体障害児数」
また、資料4にも身体障害児・者実態調査は掲載されている。
p205「第3-28表 身体障害者(18歳以上)の全国推計数、障害の種類×年齢階級・性・障害の程度・障害の原因別」
p206「第3-29表 身体障害児(18歳未満)の全国推計数、障害の種類×年齢階級・障害の程度・障害の原因別」