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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000184888
提供館
(Library)
岡山県立図書館 (2110029)管理番号
(Control number)
M15060511277243
事例作成日
(Creation date)
2014/09/02登録日時
(Registration date)
2015年12月02日 00時30分更新日時
(Last update)
2019年03月31日 00時30分
質問
(Question)
海外の公娼制度について知りたい。
回答
(Answer)
『近代日本社会と公娼制度』を見ると、1910-20年代には、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、ハンガリー、オーストリアでは娼婦、娼家がそれぞれライセンスを与えられて公認されており、娼婦には性病検査が義務づけられていたが、公娼制度維持国として最も有名なフランスにおいても、1920年代後半から、公娼制度を廃止する市が出てきており、全体としてヨーロッパでは公娼制度廃止、新たな性病対策の樹立といった方向へと進んでいたとの記述がある。同様の内容が『シリーズ遊廓社会2』でも見られる。
『慰安婦と戦場の性』では、最古の公娼制度は古代ギリシャの立法者ソロンが創設したとされるが、中国でも周の荘王がほぼ同時期の紀元前685年に似たような制度を作ったとの記述がある。また、1802年、フランスで売春婦たちの登録と性病検査が義務づけられたのが近代公娼制の創始であり、それが次第にドイツなど欧州大陸諸国へと普及した。イギリスではクリミヤ戦争を機に公娼制が導入され、19世紀末に本国では形式的に撤廃されるが、植民地では継続した。アメリカは全国レベルにならなかったものの、公娼制は都市レベルや植民地のフィリピンで導入されたとある。
『性の歴史学』第一章「欧米の公娼制度と廃娼運動」では、欧米の公娼制度の成立過程と国際売買春市場の形成についての概説がある。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
社会病理  (368 9版)
参考資料
(Reference materials)
・小野沢あかね『近代日本社会と公娼制度』 吉川弘文館,2010.5,8,318p. 参照はp.138-141.
・佐賀朝、吉田伸之編『シリーズ遊廓社会2』 吉川弘文館,2014.1,9,321p. 参照はp.296-302.
・秦邦彦『慰安婦と戦場の性』 新潮社,1999.6,444p. 参照はp.145-149.
・藤目ゆき『性の歴史学』 不二出版,1997.3,429,18p. 参照はp.51-60.
キーワード
(Keywords)
売春
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
M2015060511235877243
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
全年齢
登録番号
(Registration number)
1000184888解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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