レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/05/31
- 登録日時
- 2007/09/13 02:14
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M07060717360357
- 質問
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昭和24年頃、失業対策法によって働いていた日雇い労働者の日当が240円、翌年245円となり、ニコヨンと呼ばれていたというが、昭和30年頃の日当はいくらになっていたか。
- 回答
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週刊朝日編『値段史年表 』p173.「日雇労働者の賃金」には昭和24年242円,25年263円,27年311円,29年407円,32年433円となっている。注によれば「労働大臣官房統計情報部調べの建設(屋外)労働の日雇賃金の全国平均」とある。東洋経済新報社編『完結昭和国勢総覧 第3巻』p.62.「屋外労働者の職種別1日あたり賃金(1)」の平均をみると昭和24年253円,25年256円,26年289円,27年362円,29年472円,32年542円である。 また、『現代用語の基礎知識1959年版』p.176.風俗の新語「サンコ」の項目によれば、昭和32年頃から日当の最低を三〇〇円としたとある。p.731.「二コ四」の項目には「日雇労働者が職業安定所からもらう一日の賃金が受取二百四十二円だつたので、労働者仲間でこの名ができた。その後、日当は上つたが、二コ四の名は今や固定化した。」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 労働経済.労働問題 (366 9版)
- 参考資料
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- 週刊朝日編『値段史年表 』朝日新聞社,1988,p173. 東洋経済新報社編『完結昭和国勢総覧 第3巻』東洋経済新報社,1991,p.62. 『現代用語の基礎知識1959年版』自由国民社,1959,p.176.p.731.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2007060717340460357
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000037499