レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/05/27
- 登録日時
- 2018/12/05 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:39
- 管理番号
- M18052712090412
- 質問
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半玉について知りたい
- 回答
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①「芸妓読本」では、花柳界で日常的に使用される商売用語について書かれており、『東京方面では「げいしゃ」と「半玉おしやく」と呼ぶが、京阪地方では「げいこ」「まいこ」という』とあり、また、東京方面では、大藝妓の事を「一本」、小藝妓の事を「半玉」というとあり、「半玉」は玉代が大藝妓の半分という意味から出た言葉で、「一本」は勤務時間を線香で計算した時代の名残であると記載がある。
②「続続値段の明治大正昭和風俗史」では、芸者の玉代の記述で『芸者、半玉は関東のよび方で、関西では芸妓、舞妓であり、玉代も関西では花代、新潟あたりでは芸代という。そして、一人前の芸者に対して見習いに相当する未成年者の玉代はほぼ半額なので半玉といわれる。京都の舞子はんにあたる。』とある。
なお、②の文章には「舞妓」と「舞子」の両方の固有名詞の記述となっているが、これは本文のままの記述とした。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 貨幣.通貨 (337 9版)
- 参考資料
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①三宅狐軒『芸妓読本』 全国同盟料理新聞社,1935,360p. 参照はp.16.
②『続続値段の明治大正昭和風俗史』 朝日新聞社,1982,263p. 参照はp.72.
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①三宅狐軒『芸妓読本』 全国同盟料理新聞社,1935,360p. 参照はp.16.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2018052712005790412
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000247146